浄衣をお仕立しました。
村の祭事に着用されるもので、素材はテトロンです。
通常浄衣の左右紐は同色の白が多いのですが、
今回のものは濃い紫色で、
盤領(あげくび・・・丸い襟の部分)もとんぼでとめる形でなく、
紐で結ぶ形です。
多数の職方の協力を得て、お預かりしたお見本どおり、
村の伝統のかたちを再現できました。
和室の鴨居から上の角のところに、神棚をしつらえました。
木曽桧の吊り神棚(ブログNo.534)を設置し、
後背には戸帳(ブログNo.530)、
中央に総木曽桧造りの三社宮を納めました。