戸帳をお仕立しました。
社殿の扉の内装として設えられるものです。
生地は上紡緞子で、布筋は紫胡蝶柄入り、 仕立は裏付きです。
生地は質感のある厚地の生地で、
派手さはありませんが、品のある戸帳に仕上がりました。
鈴緒をお取り付けしました。
素材は、本麻製で、氏子様3名の御奉納(ブログNo.673)されるものです。
鈴緒の下がりは、賽銭箱にかからないように上部で調整しておおります。
山間の長い石段を登りきったところにある、豊かな自然に囲まれた古社に、
新しい鈴緒がしっくりと馴染んでいる様に思います。