大幟 御祭禮

2011年12月25日 by sporder

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大幟  御祭禮

大幟を製作しました。 
全長5mの大幟で、素材は厚地の綿地、 
ご指定の書体で『御祭禮』と奉納日を入れ、
上部の二本線を黒で染めています。 

2枚製作しましたが、左右向かい合わせにされるため、
チチの位置を一枚づつ逆にしています。

新年に氏子の方々が、
新調された大幟を参道の両側に立て、御奉納されます。

御簾 正絹菊菱柄 切房付き  

2011年12月24日 by sporder

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御簾 正絹菊菱柄 切房付き

御簾をお仕立てしました。
ご家庭の神床にしつらえられるもので、
布は正絹菊菱柄、竹は綿糸一本返し編み、
房は紅白2段染めの切房です。

寸法は、幅151cm丈22cmで、
天布幅はご指定寸法(やや短め)に仕上げています。

朱色の生地に紅白の房の組合わせは、可憐なイメージがあり、
しつれえれらると神床は清雅で華やかな感じになります。

赤縁上敷

2011年12月23日 by sporder

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赤縁上敷  

上敷を製作しました。 
巫女様が拝殿で神楽を奉納される際に、下に敷かれるもので、
素材はイ草、赤布の縁をつけています。 

従来は、高麗縁の上敷を敷いておられましたが、
神楽を舞われる巫女様がより引き立つように、ということで
赤布の縁でお仕立しております。 

元旦の朝、凛とした空気の漂う中で、
千早、緋袴、花飾り等を御召しになった巫女様が神楽鈴を手に、
清々しい神楽を御奉納されることと思います。

御社 3尺  吉野桧材 

2011年12月22日 by sporder

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御社 3尺  吉野桧材 

御社を製作しました。 
台幅3尺(約91cm)の大型の御社で、材質は吉野桧材です。 

神殿の寸法に制約があるため、 
台の奥行、屋根の奥行を標準寸法より、やや縮めました。 

御社の内部には、 戸帳、壁代、布団をしつらえています。 

寸法は修整しましたが、 全体としてまとまりのある形に仕上がりました。

神殿御簾 赤地金紋 表編み 切房付き 

2011年12月21日 by sporder

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神殿御簾 赤地金紋 表編み 切房付き   

神殿の御簾をお仕立しました。 
三枚割り(三つ割り)が1組、一枚御簾が2枚です。 

布は赤地金紋(寿)で、竹は表編み、赤裏付き仕立て
房は紅白2段染めの切房(かっき金具なし)です。 

三枚割の御簾は、天布(横布)、と縦布の柄あわせをしております。  

光が当たらないときは、控えめで地味な感じですが、
光が当たると、梅鉢の紋が浮き出て見えるのが金紋の特徴です。

拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯) 

2011年12月20日 by sporder

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拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯)  

拝殿の神具をしつらえました。 
拝殿正面に、社紋(丸に三つ柏)を染め抜いた
紫地の神前幕(ブログNo.571、 
左右には 左右に社紋を入れた
『御神燈』の高張提灯(ブログNo.574)を配しています。 

提灯は、垂木の位置から金具を使って 
バランスの取れる位置に下げています。 

社殿、拝殿の神具のしつらえはこれで無事完了いたしました。

納品日はすべてお天気に恵まれ、
師走の青空の中、神社の後背には、

大津皇子伝説が伝わる二上山が雄々しくそびえています。

拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

2011年12月18日 by sporder

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拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

拝殿の神具をしつらえました。 
奥には 正絹本倭錦の御簾(ブログNo.565)
その前には八脚案(神饌台)(ブログNo.572)を据えております。 

御簾は 前後から見えるので両面仕立です。

拝殿中央に座すると、社殿の後背から光が差し込み、
明暗の対比の中で心鎮まる空間になりました。 

拝殿前正面には、鈴と鈴緒(ブログNo.593)をしつらえています。  
師走の光が鈴を清々しく照らしているようです。

鳥居と御額、神名板   

2011年12月17日 by sporder

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鳥居と御額、神名板   

鳥居と御額、神名板を設置しました。  
鳥居は柱太6寸(約17cm)の朱塗りで、笠木には銅板を葺いています。 

鳥居の上部に御額(ブログNo.570 )を取り付けました。   

境内の狛犬や石灯篭の寸法や配置については、
予め石材職人様と打ち合わせさせていただき、
狛犬の横に神名板(ブログNo.569 )を設置しました。 

境内の神祭具は、調和のとれたおさまりになったように思います。

明日は、拝殿の神具のしつらいをご紹介します。

外祭宮社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧  2-2

2011年12月16日 by sporder

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外祭宮社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧 2-2

扉には銅地本金メッキの総八双型の金具、
海老錠を取り付けています。

扉内はそれぞれに間仕切りをしており、
扉の後ろには、正絹の御簾(ブログNo560.)や厚畳をしつらえました。

扉内は、外からは見えないところではありますが、
神様がお鎮まりくださる大切な場所ですので、
できるだけ丁寧なしつらえをすることが大切であると思います。

外祭宮 社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧 2-1  

2011年12月15日 by sporder

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外祭宮 社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧  2-1 

外祭される社殿を製作しました。 
社殿のかたちは、銅板葺き 板宮造りの三社型で、
寸法は、土台の幅が1500mm
 奥行800mm 高さ1700mmの大型です。

材質は全て木曽桧材を使用し、 
柱等の部材も 標準的なものより太目のものを使っています。

一畳のたたみと同じくらいの寸法のある社台ですが、 
それにあわせても遜色のない安定感のある社に仕上がったように思います。

師走の晴間から差し込む光で、
社殿は穏やかに輝いているように見えます。

明日は、社殿の詳細をご説明いたします。