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865 御簾 三枚割り 正絹本倭錦 より房付き 全幅102.5cm
御簾をお仕立てしました。
竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、 房は紅白二段染めのより房、 三枚割りのお仕立です。
中御簾は、床まで下げずにパイプを巻き込み、 奥の御社が程よく見える丈に仕上げております。
落ち着きのある正絹の倭錦に、 可憐な紅白のより房が引き立っています。
カテゴリー: 御簾
864 白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様
白木ぼんぼりをローソク仕様に変更しました。
高さ1尺5寸(約45cm)で、脚は十字足です。
火袋にローソクの炎が近付かないように、 火皿の位置を高めにしております。
カテゴリー: 神具, 祭具, 照明 御明かり 灯明
863 山の辺の道 霜月三日の早朝
霜月三日(文化の日)、早朝の山の辺の道です。 小鳥のさえずりが未だ聞こえない無音の中、 東の空が白みはじめ、 澄み渡る青空に浮かぶ雲が、日の出の光を浴びています。
ほとんどの田んぼでは稲刈りが終わり、 道沿いの柿がたわわに実り、綺麗な柿色に色づきかけています。 もうしばらくすると、 深みのある赤が美しい、 柿の葉の紅葉を見ることができるでしょう。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
862 刀袋 新倭錦 朱房紐付き
白鞘の刀を納める袋をお仕立しました。
御神前に御奉納されるものです。
全長30cm、生地は赤の新倭錦, 房紐は朱色で揚巻を結んでいます。
多色の小葵柄が織り込まれた赤色の生地に、 朱色の紐と房が添えられて、 華やかさが引き立っています。
カテゴリー: 神具, 祭具
861 小田原提灯 張替
小田原提灯を張り替えました。
全長106㎝の大型の小田原提灯です。
表面は『御神燈』、 裏面には大字名と『氏子中』の文字が入ります。
提灯の収納箱には、製作時期が明治後期と記され、 何度も塗り替え、張り替えを繰り返されて、 大切に受け継がれてきたことがわかります。
枠は強固に作られており、装飾の金具類も、 鍵金具の『蝶』や蝶番の『柏葉』など、 優美な意匠が施されています。
後面の 氏 の文字には『、』が入り、 文字のかたちも大切に継承されています。
カテゴリー: 修理・修復, 提灯
860 戸帳 赤地 紫布筋 中割れ 裏付き仕立
戸帳をお仕立てしました。
御社の扉内側の、戸帳をお取替されるものです。 幅48cm、布地は赤色で、布筋は紫に白で胡蝶柄が入っています。
中央の布筋に隠れていますが、 戸帳の真ん中が開くように、中割れ仕立てをしております。
古代小葵の地模様が織り込まれた赤布に、紫の布筋が映えています。
859 神壇 下段 幅130cm 天板桧厚板無垢材
神壇の下段を製作しました。
ご家庭の神床に設えられるものです。
幅130cm、奥行42cm、高さ70cmで、二枚引戸、 神饌用の引き出しをつけております。
下段上部に御霊舎を据えられるため、
天板は厚みのある無垢の桧材、 引き出しも同様に厚板を使用しております。
納入後に、お客様より御霊舎をはじめ 祭具一式を設えたお写真をお送りいただきました。
拝見いたしますと、全体に調和のとれた空間になったように思います。
カテゴリー: 神壇 祭壇, ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具
858 八脚案(神饌台・八足台) 木曽桧製 幅168cmm
八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。
ご家庭の神床に、御神饌用の台として設えられるものです。
幅168cm、奥行30cm、高さ40cm、 天板は木曽桧材です。
三方だけでなく、 他のご神饌を御供えされる場合には、 今回のように奥行を深くされることが多いです。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
857 御簾 綿糸表編み 紅白2段染 より房付き
神床に設えられるもので、 幅95cm、竹は綿糸表編み、布は赤地白紋雅、 房は紅白二段染のより房です。
『御簾は常時巻きあげた状態』とのことで、 丈は床まで着かず、少し巻き上げることができる長さに仕上げております。
ご指定により、裾にパイプを巻き込むこともできます。
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太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め
太鼓房を製作しました。
太鼓の左右に設えられるもので、 房本体の長さは寸(27cm)です。
房頭は御指定により平頭、 色は古代紫の二段染めで仕上げております。
職人の熟練の手技によって、 紐は程よい大きさの 揚巻と菊に結び上げられています。
カテゴリー: 神具, 祭具, 楽器類