御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き 全幅102.5cm 

2012年11月5日 by sporder

865
御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き 全幅102.5cm 

御簾をお仕立てしました。 

竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、 房は紅白二段染めのより房、
三枚割りのお仕立です。 

中御簾は、床まで下げずにパイプを巻き込み、
奥の御社が程よく見える丈に仕上げております。 

落ち着きのある正絹の倭錦に、
可憐な紅白のより房が引き立っています。

白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様 

2012年11月4日 by sporder

864
白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様   

白木ぼんぼりをローソク仕様に変更しました。  

高さ1尺5寸(約45cm)で、脚は十字足です。  

火袋にローソクの炎が近付かないように、
火皿の位置を高めにしております。

山の辺の道 霜月三日の早朝 

2012年11月3日 by sporder

863
山の辺の道 霜月三日の早朝   

霜月三日(文化の日)、早朝の山の辺の道です。
 
小鳥のさえずりが未だ聞こえない無音の中、 
東の空が白みはじめ、
澄み渡る青空に浮かぶ雲が、日の出の光を浴びています。 

ほとんどの田んぼでは稲刈りが終わり、 
道沿いの柿がたわわに実り、綺麗な柿色に色づきかけています。
 
もうしばらくすると、 深みのある赤が美しい、
柿の葉の紅葉を見ることができるでしょう。

刀袋 新倭錦 朱房紐付き 

2012年11月1日 by sporder

862
刀袋 新倭錦 朱房紐付き   

白鞘の刀を納める袋をお仕立しました。 

御神前に御奉納されるものです。 

全長30cm、生地は赤の新倭錦,
房紐は朱色で揚巻を結んでいます。 

多色の小葵柄が織り込まれた赤色の生地に、
朱色の紐と房が添えられて、
華やかさが引き立っています。

小田原提灯 張替 

2012年10月31日 by sporder

861
小田原提灯 張替   

小田原提灯を張り替えました。 

全長106㎝の大型の小田原提灯です。  

表面は『御神燈』、
裏面には大字名と『氏子中』の文字が入ります。 

提灯の収納箱には、製作時期が明治後期と記され、
何度も塗り替え、張り替えを繰り返されて、
大切に受け継がれてきたことがわかります。 

枠は強固に作られており、装飾の金具類も、
鍵金具の『蝶』や蝶番の『柏葉』など、
優美な意匠が施されています。  

後面の 氏 の文字には『、』が入り、 
文字のかたちも大切に継承されています。

戸帳 赤地 紫布筋 中割れ 裏付き仕立

2012年10月30日 by sporder

860
戸帳 赤地 紫布筋 中割れ 裏付き仕立 

戸帳をお仕立てしました。 

御社の扉内側の、戸帳をお取替されるものです。 
 
幅48cm、布地は赤色で、布筋は紫に白で胡蝶柄が入っています。 

中央の布筋に隠れていますが、 
戸帳の真ん中が開くように、中割れ仕立てをしております。 

古代小葵の地模様が織り込まれた赤布に、紫の布筋が映えています。

神壇 下段 幅130cm  天板桧厚板無垢材 

2012年10月29日 by sporder

859
神壇 下段 幅130cm  天板桧厚板無垢材  

神壇の下段を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられるものです。  

幅130cm、奥行42cm、高さ70cmで、二枚引戸、 
神饌用の引き出しをつけております。 

下段上部に御霊舎を据えられるため、 

天板は厚みのある無垢の桧材、 
引き出しも同様に厚板を使用しております。  

納入後に、お客様より御霊舎をはじめ
祭具一式を設えたお写真をお送りいただきました。 

拝見いたしますと、全体に調和のとれた空間になったように思います。

八脚案(神饌台・八足台) 木曽桧製 幅168cmm 

2012年10月28日 by sporder

858
八脚案(神饌台・八足台) 木曽桧製 幅168cmm   

八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。 

ご家庭の神床に、御神饌用の台として設えられるものです。 

幅168cm、奥行30cm、高さ40cm、
天板は木曽桧材です。 

三方だけでなく、 他のご神饌を御供えされる場合には、
今回のように奥行を深くされることが多いです。

御簾 綿糸表編み 紅白2段染 より房付き

2012年10月27日 by sporder

857
御簾 綿糸表編み 紅白2段染 より房付き   

御簾をお仕立てしました。 

神床に設えられるもので、 
幅95cm、竹は綿糸表編み、布は赤地白紋雅、
房は紅白二段染のより房です。 

 『御簾は常時巻きあげた状態』とのことで、 
丈は床まで着かず、少し巻き上げることができる長さに仕上げております。  

ご指定により、裾にパイプを巻き込むこともできます。

太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め

2012年10月26日 by sporder

856

太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め   

太鼓房を製作しました。 

太鼓の左右に設えられるもので、 
房本体の長さは寸(27cm)です。 

房頭は御指定により平頭、
色は古代紫の二段染めで仕上げております。

職人の熟練の手技によって、
紐は程よい大きさの 揚巻と菊に結び上げられています。