ブログNo.1875
御簾 正絹本倭錦 麻房付き 105×106cm
御簾をお仕立てしました。
重要文化財として丁寧に修理された、
春日造りの社殿扉前に設えられます。
幅105cm丈106cm、竹は綿糸表編み、
布は正絹本倭錦、房は麻房3段染めです。
真新しい桧皮葺きの屋根と朱塗りの社殿に、
新調の御簾が釣り合い、
美しくも神々しくさえ感じられます。
神殿に御簾を納入しました。
新年を迎えるにあたり、新調されました。
竹は綿糸一本返し編み、
布は正絹赤地金紋(ブログNo.1871)、
正絹赤地白紋(ブログNo.1873)、
房はより房二段染めです。
師走の優しい日差しが窓から差し込み、
神殿全体が明るく清清しい雰囲気になりました。