ブログNo.1974
御社2尺5寸、御社台 95cm 吉野桧製
御社と御社台を製作しました。
神殿内に据えられます。
御社の台幅2尺5寸(約75cm)の大型の社です。
御社台は御社の幅に合せて幅を95cmとしました。
台の高さは、前に設える八脚案(神饌台、八足台)3台と、
三方の寸法から設定しております。
全て吉野桧無垢材で仕上がった御社は、
特有の白身赤身の色あいが美しく、
御社を前にすると、
ご神体が鎮座されていないにも関わらず、
心地よくも神々しい感覚を覚えます。
門帳と御簾を納入しました。
門帳(ブログNo.1968)は全長474×丈42cm、
御簾(ブログNo.1969)は中が170×65cm、
左右が140×65cmです。
村中の方々が『ごくまき(餅まき)』の準備をされておられる中、
拝殿の設えも整いました。
時折流れる春風に、真新しい門帳が緩やかに揺れ、
階段から見上げると御簾と門帳の二重の設えが、
一層清清しく見えます。