ブログNo.1976
御簾 綿糸表編み 雅金紋 105×48cm 切房付き
御簾をお仕立てしました。
神殿内陣に設えられます。
幅105cm丈48cm、竹は綿糸表編み、
布は赤地金紋雅、切房二段染めです。
厚みのある布地に金糸が織り込まれ、
光に当たると、梅鉢紋が浮き出るように見えます。
門帳と御簾を納入しました。
門帳(ブログNo.1968)は全長474×丈42cm、
御簾(ブログNo.1969)は中が170×65cm、
左右が140×65cmです。
村中の方々が『ごくまき(餅まき)』の準備をされておられる中、
拝殿の設えも整いました。
時折流れる春風に、真新しい門帳が緩やかに揺れ、
階段から見上げると御簾と門帳の二重の設えが、
一層清清しく見えます。