2011年

神殿御簾 赤地金紋 表編み 切房付き 

2011年12月21日 by sporder

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神殿御簾 赤地金紋 表編み 切房付き   

神殿の御簾をお仕立しました。 
三枚割り(三つ割り)が1組、一枚御簾が2枚です。 

布は赤地金紋(寿)で、竹は表編み、赤裏付き仕立て
房は紅白2段染めの切房(かっき金具なし)です。 

三枚割の御簾は、天布(横布)、と縦布の柄あわせをしております。  

光が当たらないときは、控えめで地味な感じですが、
光が当たると、梅鉢の紋が浮き出て見えるのが金紋の特徴です。

拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯) 

2011年12月20日 by sporder

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拝殿の神具 2-2  (神前幕、高張提灯)  

拝殿の神具をしつらえました。 
拝殿正面に、社紋(丸に三つ柏)を染め抜いた
紫地の神前幕(ブログNo.571、 
左右には 左右に社紋を入れた
『御神燈』の高張提灯(ブログNo.574)を配しています。 

提灯は、垂木の位置から金具を使って 
バランスの取れる位置に下げています。 

社殿、拝殿の神具のしつらえはこれで無事完了いたしました。

納品日はすべてお天気に恵まれ、
師走の青空の中、神社の後背には、

大津皇子伝説が伝わる二上山が雄々しくそびえています。

拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

2011年12月18日 by sporder

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拝殿の神具 2-1  (御簾、八脚案 、鈴 ・鈴緒)  

拝殿の神具をしつらえました。 
奥には 正絹本倭錦の御簾(ブログNo.565)
その前には八脚案(神饌台)(ブログNo.572)を据えております。 

御簾は 前後から見えるので両面仕立です。

拝殿中央に座すると、社殿の後背から光が差し込み、
明暗の対比の中で心鎮まる空間になりました。 

拝殿前正面には、鈴と鈴緒(ブログNo.593)をしつらえています。  
師走の光が鈴を清々しく照らしているようです。

鳥居と御額、神名板   

2011年12月17日 by sporder

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鳥居と御額、神名板   

鳥居と御額、神名板を設置しました。  
鳥居は柱太6寸(約17cm)の朱塗りで、笠木には銅板を葺いています。 

鳥居の上部に御額(ブログNo.570 )を取り付けました。   

境内の狛犬や石灯篭の寸法や配置については、
予め石材職人様と打ち合わせさせていただき、
狛犬の横に神名板(ブログNo.569 )を設置しました。 

境内の神祭具は、調和のとれたおさまりになったように思います。

明日は、拝殿の神具のしつらいをご紹介します。

外祭宮社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧  2-2

2011年12月16日 by sporder

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外祭宮社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧 2-2

扉には銅地本金メッキの総八双型の金具、
海老錠を取り付けています。

扉内はそれぞれに間仕切りをしており、
扉の後ろには、正絹の御簾(ブログNo560.)や厚畳をしつらえました。

扉内は、外からは見えないところではありますが、
神様がお鎮まりくださる大切な場所ですので、
できるだけ丁寧なしつらえをすることが大切であると思います。

外祭宮 社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧 2-1  

2011年12月15日 by sporder

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外祭宮 社殿 板宮造り 三社造り 総木曽桧  2-1 

外祭される社殿を製作しました。 
社殿のかたちは、銅板葺き 板宮造りの三社型で、
寸法は、土台の幅が1500mm
 奥行800mm 高さ1700mmの大型です。

材質は全て木曽桧材を使用し、 
柱等の部材も 標準的なものより太目のものを使っています。

一畳のたたみと同じくらいの寸法のある社台ですが、 
それにあわせても遜色のない安定感のある社に仕上がったように思います。

師走の晴間から差し込む光で、
社殿は穏やかに輝いているように見えます。

明日は、社殿の詳細をご説明いたします。

掛軸表具 裂地正絹赤羽二重 

2011年12月14日 by sporder

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掛軸表具 裂地正絹赤羽二重 

掛軸の表具をしました。 
本紙をお預かりし、 列地は赤地の正絹羽二重布を使用しています。

一般的には、赤羽二重の裂地を使っての表具は少ないですが、
仕上がると赤地に白の本紙全体が浮き出て、
気高さを感じる掛軸に仕上がりました。

高張提灯 社紋入り(丸に三つ柏) 

2011年12月13日 by sporder

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高張提灯 社紋入り(丸に三つ柏)  

高張提灯を製作しました。 
直径1尺4寸(約40cm) の標準的な寸法で、
拝殿正面の左右にしつらえられます。 

正面には 『御神燈』 、左右には黒で社紋(丸に三つ柏)を描き、
後面には社名(呼称)を入れております。 

和紙張りの表面に油を引き、 提灯の底からロウソクを入れることのできる、
底割れ仕様です。 

大きめに描かれてた側面の社紋によって、
拝殿につりあうような、安定感が出ています。

鈴緒 三色巻き 7尺 

2011年12月12日 by sporder

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鈴緒 三色巻き 7尺   

鈴緒を製作しました。 

拝殿正面にしつらえられるもので、
全長は7尺(約210cm)、紅白紺の三色巻きです。 

鈴緒は付属の白紐で取り付けしますので、 
鈴緒の全長に加えて若干下げていだくことも可能です。  

鈴緒に対しての 鈴寸法に決まりはありませんが、
今回は拝殿の大きさや取り付け位置等を考慮して、
本坪鈴6寸を組合わせました。


八脚案(神饌台) 木曽桧 幅6尺  

2011年12月11日 by sporder

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八脚案(神饌台) 木曽桧 幅6尺   

大型の八脚案(神饌台)を製作しました。

拝殿内で、御神饌用の台とされるもので 
材質は木曽桧材です。

寸法は、幅6尺(約182cm) 奥行8寸(24cm) で、
高さは、拝殿内の御簾の下がる具合や、
拝殿奥の社殿と釣り合いがとれるように設定しました。 

天板には木曽桧の 柔らかな木目が綺麗に出ています。