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501 御簾 神殿用 新倭錦(梅鉢紋入り)
神殿にしつらえられる、お御簾をお仕立てしました。
竹は表編み、布は新倭錦(梅鉢紋入り)で、房は紅白2段染めの切り房です。 外陣用は、両面仕立て、 内陣は赤裏付仕立てです。 外陣は5枚の御簾が一線に並ぶため、 天布(横布)縦布とも柄あわせをしております。
御簾の裾にパイプを巻き込むことで、 ふくらみがうまれ落ち着きが感じられます。
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500 紅白鈴緒と五色布
紅白鈴緒と五色布を製作しました。 全長8尺(約240cm)で、 拝殿の正面に、紅白の糸鈴緒と五色布を重ねてしつらえられます。
桐製の桝の付いた鈴緒の場合は、 御奉納者のお名前を彫りこむこともございますが、 今回は桝がありませんので、五色布にプリントいたしました。
五色の背景によって紅白の緒がより一層際立ち、 ご参拝される方々にもその清々しさが伝わるように思います。
カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
499 賽銭箱 栓材 『奉賽』
賽銭箱をご用意しました。 二十年毎の式年造営の際にお取替えされるもので、 寸法は幅1尺8寸(約55cm)で、材質は栓材です。
正面と後面には、ご指定文字『奉賽』『式年造営 氏子中 年月日』 を 黒で入れました。
賽銭箱の正面には、『奉賽』の他に『賽銭』、『賽銭箱』、『奉納』を入れられるほか、 無地にされることもございます。
498 弓張提灯(丸)
弓張提灯を製作しました。 秋の神社の祭典に使用されるもので、正面には大字の頭文字 上部や側面には、区長、総取締、副区長、年番といった 地域独特の役職を記載しております。
裏面には、社紋の梅鉢を 黒の縁取りをした赤色で入れております。
祭の当日 日が暮れた境内に、各大字の世話人それぞれが、 火を灯した提灯を持って集まられる情景を思い浮かべると、 厳粛な雰囲気の中にも美しさがあり、『陰翳礼讃』に記されているように、 光と影(闇)との調和に『美』を見いだすの日本人の感性は、今も受け継がれているように思います。
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467 五色布(真榊用) 8尺
真榊用の五色布をお仕立しました。 二十年に一度の村の神社の御造営にあたり、 真榊の五色をお取替えされるものです。 生地は光沢のあるミナロン(化繊)です。
全長が8尺(約240㎝)に対して幅が6寸(18㎝)とやや狭い寸法ですが、 それが神社のしきたりになっています。 真榊の五色は、先端を三角に整えたものや、細く縛ったもの、 布を二重にして、中央に五色の重なりを出したもの等、 先端の形状や、仕立にいろいろなかたちがあり、 神殿をしつらえる神具の意匠と見ると、とても興味深いものがあります。
496 戸帳(壁代) 人絹緞子 3尺×8尺
戸帳(壁代)をお仕立しました。 幅3尺(約90cm)丈8尺(約240cm)尺の長尺のもので、神殿にしつらえられます。
生地は、人絹緞子で、布筋は紫地に胡蝶柄を入れており、 仕立ては裏地の付かない単(ひとえ)仕立てです。
495 神饌台(八脚案、八足案) 二段
神饌台を製作しました。 材質は、スプルース材です。
ご家庭の神床にしつらえられるもので、 二段の神饌台(幅60cm奥行き14cm)を二組並べられます。
120cmの神饌台を二段にする方法もございますが、 二社ある御社それぞれに、より丁寧に神饌台をしつらえられるため、 二組を並列といたしました。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足 | コメントは受け付けていません。
495 御輿台に 金具、下幕のしつらえ
御輿台に準備の整った木口金具(ブログNo.486)、段金具(ブログNo.489)、 下幕(ブログNo.491)をしつらえました。
御輿台は氏子様が桧材を使って製作されたものです。
上部の木口に8箇所、下部木口に4か所、側面左右2箇所に、 本金メッキの釘で取り付け、 幕は、真鍮の折釘を使って紐を掛けられるようにしております。
幕の丈はご指定で、車輪の半分位が隠れる位置におさめましてので、 社紋を大きく入れる事ができ、 金具の輝きと相まって、重厚感のある御輿台に仕上がった様に思います。
カテゴリー: 御輿 | コメントは受け付けていません。
493 神饌台(八脚案、八足案) 木曽桧製
神饌台を製作しました。 材質は木曽桧材で、 ご家庭の神棚(神壇)の前に、祭典時にしつれえられるものです。 (60×24×68.5cm)
神饌台(八脚案、八足案)の落ち着き(安定)は、奥行きに起因することが多く、 背が高く奥行きが狭いものは、安定が良くありません。 特に足元が畳や菰等の敷物の場合、その傾向が顕著に出ます。
今回おつくりいたしました神饌台は、高さと奥行のバランスが良く、 見た目にも安定感のあるあるかたちであるように思います。
円座 渦巻き 2尺1寸
直径2尺1寸の渦巻きの円座を製作しました。
一週間前にも職人の親方と 円座の仕上げについて話す機会がありました。
円座は、い草を湿らせて編み上げるのですが、 編み上げ後、すぐに密封したり積上げてしまうと、 湿気が残っているためカビ等が出て、 せっかくの完成品が台無しになります。
かといって、完全に水分がなくなると、 い草自体に張りがなくなり、切れやすくなります。
そういったことから、職人は、一枚づつ適度な水分を保持した状態で乾燥させ、色がやけないように注意をはらいながら、一枚一枚を丹念に仕上げていきます。