2011年

神前幕 紫 テトロンちりめん 社紋入り  

2011年12月10日 by sporder

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神前幕 紫 テトロンちりめん 社紋入り   

神前幕を製作しました。 
生地はテトロン縮緬(ちりめん)で、
社紋の『丸に三つ柏』と奉納年月日を白抜きしています。

社紋の大きさは 拝殿の大きさに合せて、 標準の割合より大きくしました。  

今回の柏紋の葉脈は3本でしたが、 4本の場合もあります。 

これは柏紋に限らず、
紋ごとに葉脈や細いラインの本数や太さが違うことが多々あり、
それが紋の由来につながり、家紋や社紋の奥深さと言えます。

御額 と 額受金具

2011年12月9日 by sporder

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御額 と 額受金具   

御額を製作しました。 
御神前の鳥居にかけられるもので、
全長1尺8寸(約54㎝)、材質は栓材です。 

通常御額には神社の正式名称を記すことが多いのですが、
今回は 地域での通称を入れております。

ひらがなで記された額からは、地元の人から慕われる温かな雰囲気を感じます。

取り付けには、本金メッキの額受け金具を使用します。

 

神名板(御祭神名板) 吉野桧   

2011年12月7日 by sporder

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神名板(御祭神名板) 吉野桧     

神名板(御祭神名板)を製作しました。 

拝殿の前に据えられるもので、 
御神名のみご指定いただき、
サイズや形状は当店からご提案いたしました。  

材質は吉野桧材で、外部設置のため板や角材は厚めのものを使用し、 
板面裏には桟を入れて補強しております。 

近くで見るとやや無骨な感じがしますが、 
屋外に据えると調和のとれたおさまりになるように思います。

御簾 赤地白紋 雅 より房付  二重御簾

2011年12月6日 by sporder

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 御簾 赤地白紋 雅 より房付  二重御簾

御簾をお仕立てしました。 
ご家庭の神床にしつらえられるもので、前御簾と奥御簾の2枚です。 
布は 赤地白紋 雅 、房は紅白二段染めのより房です。 

御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
質感が高くなり、御簾の落ち着きもよくなります。
しつらえた時に奥行が出るように、 
奥御簾の丈を前御簾より長めにしました。   

雅の濃い赤色と、紅白のより房の色合いに、上質なまとまりを感じます。

八脚案(神饌台)   スプルース製

2011年12月5日 by sporder

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八脚案(神饌台)   スプルース製

八脚案(神饌台)を製作しました。 
幅105cm奥行27cmで、材質はスプルース材です。 

ご家庭の神棚の前にしつらえらるもので、 
座して拝をされる時に、御社と御神饌が程よい位置になるように、
高さを設定しました。 

神床内でなく、 畳等に直に据えられる場合には、
今回のように奥行を広めにされると、落ち着きが良くが安定します。

太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法

2011年12月4日 by sporder

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太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法 

太鼓撥を製作しました。 
材質は桧材で、ご指定寸法(直径 2.4cm 全長41cm)で仕上げております。

太鼓撥は、既製品として、樫材や桧材の各種寸法を取り揃えておりますが、
熟練されると、僅かな太さや長さによっての 打感の違いにこだわられ、
材質(桧、樫)や寸法(直径、全長) をご指定いただいて製作しております。

御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き 

2011年12月3日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き

御簾をお仕立しました。
拝殿にしつらえられるもので、

布は正絹本倭錦の両面仕立、房は白赤黒の三段染めの麻房です。

竹の編み方は、表裏を交互に編みこむ一本返しです。
(御簾の反りが出にくい編み方です。)

御簾の房は、通常1枚の御簾に対して2本お付けしますが、
長尺のお御簾の場合、4本にすることもございます。

今回の寸法も幅が259㎝あり、4本でも可能でしたが、
拝殿内全体の雰囲気は、
シンプルな方が落ち着きが出ると考え、房は2本といたしました。

山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉  

2011年12月1日 by sporder

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山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉   

師走一日 早朝の山の辺の道です。 

道沿いの柿畑の葉は、立ち止まって見入ってしまうほどの、
艶のある赤色に変わり 、
『柿紅葉(かきもみじ)』という言葉が、ぴったりと当てはまる情景です。

夜都伎神社の もみじも、綺麗に色づきました。

三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)

2011年11月30日 by sporder

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三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)  

鏡袋(白地模様入)を製作しましました。 
一昨日掲載の剣(ブログNo.561)と対をなすもので、
勾玉をあわせて、三種の神器となります。 
白一色で統一された神器は、 
穢れのない無垢の象徴のような感じがします。

御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

2011年11月29日 by sporder

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御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

御霊舎を製作しました。 

①屋根が三段であること、 
②社の土台に神鏡が置けること、
③内寸法(230×170×230 mm幅×奥行×高さ) 
④材質は木曽桧材 
⑤ 扉には飾金具(銅地本金メッキ)を付ける 等 のご指定いただきました。

屋根は通常の厚みで三段にすると圧迫感が出ますので、 
下段よりやや薄めにしてバランスをとっております。  
扉には戸帳、 内部には繧繝布をしつらえました。

幅に対して奥行があり、 安定感のあるかたちに仕上がりました。