2011年

剣と剣袋(白地模様入)  

2011年11月28日 by sporder

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剣と剣袋(白地模様入)   

剣と剣袋を新調しました。 
剣の全長は1尺3寸(約40㎝)で、
袋は白の地模様入りの厚地で質感のある生地です。 

紐の色も生地に合わせて白色にしております。 

神殿や拝殿にしつらえる三種の神器の袋の色は、
一般に赤系が多いのですが、
今回のように白系で揃えられることもございます。


 

御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

2011年11月27日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

御簾をお仕立しました。 
外祭の三社宮にしつらえるものです。 

サイズは幅が9寸(約27cm)と小さい御簾ですが、 
正調にこだわり、布は正絹の赤本倭錦、 房は白赤黒の3段染めです。  

御社が開扉されると、三枚の御簾が正面に整然と並び、
神々しい雰囲気になるように思います。

神壇(SI型) 桧突板合板仕様  

2011年11月26日 by sporder

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神壇(SI型) 桧突板合板仕様   

神壇SI型(3尺深型 扉無し)の下段引戸、側面、後面の板を、
プリント合板から木曽桧突板合板に仕様変更しました。

木曽桧の突板合板は、木曽桧を薄くスライスしたものを合板に貼ったもので、
桧材の風合いと、
無垢材に比べ割れや歪みの生じないのが特徴です。

他の仕様として、総木曽桧造り(すべて木曽桧で製作)や、
正面引戸を木曽桧材で仕上げ、
側面を木曽桧の突板合板で仕上げる場合もございます。

太鼓台、すりがね台 

2011年11月25日 by sporder

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太鼓台、すりがね台  

太鼓台、すりがね台を製作しました。 
椅子等に着座して打たれるときに、太鼓やすりがねの位置を上げるためのもので、
高さを20cmにしております。 

脚の幅や長さに合わせて製作いたします。

材質は吉野桧材で 厚めの材を使うことで、
重量があり安定感のある台に仕上がりました。

高張提灯 御神燈 くずし文字

2011年11月24日 by sporder

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高張提灯 御神燈 くずし文字   

高張提灯を製作しました。 
正面にはくずし文字で『御神燈』 、
側面には赤と黒の社紋の左三つ巴、
裏面には『氏子』 を入れました。  

今回はやや小さめの社紋を、 中心より少し上に描いており、
控えめな大きさですが、正面の文字とのバランスは良いと思います。 

左右の紋の大きさや、位置によっても 掛けた時の提灯のイメージは変わります。

霊璽 覆(おおい)  

2011年11月23日 by sporder

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霊璽 覆(おおい)  

霊璽の覆を製作しました。 
布は、正絹朱地の菊七宝柄です。

霊璽の覆は、今回のように布だけのもの、 
霊璽の穴に合わせて穴をあけるもの、 
房や神鏡を正面にしつらえるものなど、
神官様や地域の風習等により、いろいろな仕様がございます。

朱色の七宝柄は、白無地の覆とは違う趣があります。

御簾(神殿御簾) 赤地白紋(寿) 切房付  

2011年11月22日 by sporder

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御簾(神殿御簾) 赤地白紋(寿) 切房付

神殿にしつらえる御簾をお仕立てしました。

竹は綿糸表編み、布は梅鉢紋が入った赤地白紋の寿で、
房は紅白2段染めの切房です。

御簾の配置は、外陣(げじん)と内陣(内陣)があり、
外陣は両面仕立て、内陣は赤裏付仕立てです。

神殿全体に御簾をしつらえるには、相当な枚数が必要になりますが、
御簾は一枚、房は1本づつ専門職人の手造りによって仕上げれます。

幕(神前幕、玄関幕) テトロンちりめん  

2011年11月21日 by sporder

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幕(神前幕、玄関幕) テトロンちりめん  

幕を製作しました。 
素材はテトロンで、ちりめんのような表面にしぼ(凹凸)が出ている
テトロンちりめんです。 

色は濃い紫で、左右に梅鉢(丸に梅鉢)紋を染め抜きました。 
正面と両側面の三面にわたって掛けれるため、 
紋位置は、正面でバランスよくに見えるように配しています。 

中央には、明るい紫の揚巻(房)をしつらえます。

厚みのある生地の濃紫と、白の染め抜きの対比によって、
より質感が高く見えます。

袴(差袴) 紫紐 

2011年11月20日 by sporder

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袴(差袴) 紫紐  

袴をお仕立しました。 
素材はテトロン地で、紐が濃い古代紫です。 

氏子総代を筆頭として、六名の方がお召しになり、
祭儀を執り行われます。

通常の白袴は、腰立紐と呼ばれる紐の部分も白紐を使いますが、
祭りの伝統により紐のみが紫です。 

純白無垢の袴に、一筋の濃い紫の線が引き立ちます。

桐箱と覆

2011年11月19日 by sporder

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桐箱と覆   

御指定寸法の桐箱(12.5×8.7×9 cm幅×奥行×高さ)を製作し、
桐箱に、被せる覆いを、白地に小葵柄の地模様の入った
交織生地でお仕立しました(単仕立)。 

御社や社殿の中に 桐箱のまま納められることのございますが、 
覆いを掛けられることで、より丁寧な形となります。 

今回はご指定により、白地としましたが、 
他の色として、赤系、朱系、緑系、青系等がございます。