2011年

三方(吉野桧) 8寸 底板付き  

2011年1月16日 by sporder

281
三方(吉野桧) 8寸 底板付き

吉野桧の8寸三方の天板(折敷)の裏に、底板を取り付けました。
通常 吉野三方の場合は、糊付けで固定するため底板はお付けしませんが、
分解収納できるように 底板をお付けしました。
木曽桧の三方の場合は、標準仕様として底板が付いております。

白木ぼんぼり 六角足 4尺5寸

2011年1月15日 by sporder

280
白木ぼんぼり 六角足 4尺5寸

六角足で総高さ4尺5寸(約136cm)の白木ぼんぼりを製作しました。
材質は、桧材です。
ぼんぼり全体が調和のとれた形になるように、火袋や台座の大きさ、
軸の太さ等を綿密に打ち合わせをして、仕上げました。
火袋からもれる光が、周りを柔らかな雰囲気にしてくれるように思います。

神棚用厚板 

2011年1月14日 by sporder

279
神棚用厚板

御社の下に敷かれる厚板を製作しました。
寸法は50×35cmで厚み1寸(約3cm)の板です。
材質は、木曽桧材です。
神床に御社を直接置かれるのではなく、
無垢の桧の厚板を敷くことにより、
より神聖なものとして御社を祀りされる 心の現われだと感じます。

結界

2011年1月13日 by sporder

278
結界

結界を製作しました。
長尺の場合には、丸棒を2本の脚で支える形になりますが、
今回は、幅が狭く、
お客様からいただいたラフスケッチを元に 若干のバランスを修正して、
柵型に仕上げました。
材質は木曽桧材で、
安定するように脚部には、太目の材料を使用しております。

神前幕  (一つ玉に雲柄)

2011年1月11日 by sporder

277
神前幕

神前幕を製作しました。
綿の生地を紫に染め、紋を白抜きしています。
紋は、一つ玉の下に雲がかかるもので、
紋帳等で調べましたが見つからず、
ご持参いただいたお見本から、型をおこしました。
また、紋が幕の中心に対して鏡像対象に配置されており、
その意味合いに興味をそそられます。

壁代(かべしろ)  

2011年1月10日 by sporder

276
壁代(かべしろ)

壁代をお仕立しました。
小葵柄の白布で、単のお仕立てです。
神殿の壁面にしつらえられるため『装飾を排して』 とのご指定で、
の筋や朽木の摺り柄は入れず、上部のみ 飾り紐を入れております。

光の加減で地模様が浮き出て 簡素な中にもに奥ゆかしさを感じます。

軾 (ひざつき)   長尺

2011年1月9日 by sporder

275
軾 (ひざつき)

軾を製作しました。
標準の寸法は3尺(約90cm)角ですが、
神殿の敷物にされるということで、長尺(4.5m)に仕上げました。
縁は、高麗縁で袷仕立てです。

鏡袋 

2011年1月7日 by sporder

274
鏡袋

昨日の剣袋に引き続いて 鏡袋も製作しました。
中身の鏡は現状のままで、袋のみの新調です。
生地は 正絹小葵柄の本倭錦です。
五色布も新調させていだき、
神殿の左右に 据えられた真榊によって、
清浄な雰囲気になりました。

剣袋 (正絹本倭錦)

2011年1月6日 by sporder

274
剣袋

三種の神器の 剣袋を製作しました。
中身の剣はそのままに、袋のみの新調です。
生地は、正絹小葵柄の本倭錦です。
赤色の生地に巻かれ た朱の房紐によって、
華やいだ雰囲気になりました。

山辺の道(正月)   

2011年1月5日 by sporder

山辺の道(正月)

底冷えのするお正月の朝、
山の辺の道の周りには霜が降り、
一面柔らかな白色に覆われています。

三日には、青空が見えるくらい晴れ渡り、
清々しいお正月になりました。