御簾 交織倭錦 麻房三段染め 

2011年10月20日 by sporder

525
御簾 交織倭錦 麻房三段染め   

御簾をお仕立しました。 
神社拝殿奥にしつらえられるもので 
布は交織倭錦、竹は綿糸表編み、 房は三段染めの麻房です。 

表裏両側から見える場所のため、お仕立は両面仕立です。 

交織倭錦は、正絹とは違う風合いで、全体に落ち着きのある仕立上がりです。


中啓 金銀 桔梗柄  

2011年10月19日 by sporder

524
中啓 金銀 桔梗柄  

中啓をご用意しました。 
朱塗りの骨に 表裏が金銀で、草花の図柄が描かれています。 
今回はご指定により、桔梗柄を描いております。  

金銀の背景に控えめに彩色された模様が、
中啓の美しさをより引き立てています。


御社 扉修理

2011年10月17日 by sporder

523
御社 扉修理

御社の扉を修理しました。
開扉の際に、扉に亀裂が入り割れたため、

左右の扉部分のみをお取替えしました。 
材質は、現状と同じ木曽桧材です。 

扉の破損(亀裂)は、湿気が多く木が膨らむ梅雨時や、
永らく開扉されず扉の軸に桧のヤニ(油分)が固まっているとき、 
扉を一気に強く開くと、軸の回転が扉の引きに着いてこれずに
起こることが多いです。
対策として、日ごろから開扉の際には、軸の回転を感じながらゆっくりと開け、

硬い場合は 扉の軸に近いところを持って前後に優しく揺らし、
軸のすべりを良くして開けることが肝心です。

御幌(とばり・みとばり)  白

2011年10月16日 by sporder

522
御幌(とばり・みとばり)  白 

御幌を製作しました。  
社殿の扉内にしつらえれれるもので、 
生地は地模様入りの人絹緞子で、総角(房)は、紫です。 

純白無垢の生地に紫の総角が映え、 
神様が御鎮まりくださるにふさわしい、清々しい佇まいになるように思います。 

生地は、白系以外にも、赤系(ブログNo.264)で製作することもございます。

神壇SA型 2尺5寸 観音開き仕様

2011年10月15日 by sporder

521
神壇SA型 2尺5寸 観音開き仕様  

神壇2尺5寸SA型の仕様を変更して、観音開きの扉をお付けしました。

蝶番も質感の高い、厚地の地金を使った本金メッキのものを使用しております。

御簾は、梅鉢紋の入った、新倭錦(紅白2段染めの房付き)をしつらえました。

大型 合図木台(紫檀)

2011年10月14日 by sporder

520
大型 合図木台(紫檀)  

大型の合図木台を製作しました。 
長さ9寸(27cm)で、既製品の倍以上の厚みを持たせています。

標準のものに比べ、二廻りくらい大きく見えますが、
7寸の紫檀製合図木をあわせると、程良くおさまりました。 

御輿の戸帳   

2011年10月13日 by sporder

519
御輿の戸帳   

御輿の戸帳を製作しました。 
生地は地模様の入った交織緞子で、
朽木柄を入れ、赤紫の布筋を取り付けています。 

至るところに見事に彩色された彫物が入り、
歴史の重みを感じる御輿と、
設えられた新しい戸帳に 古きものと新しきものの対比の美しさを感じます。

高張提灯 1尺4寸 獻燈(献灯)  

2011年10月12日 by sporder

518
高張提灯 1尺4寸 獻燈(献灯)  

高張提灯を製作しました。 

直径約40cmの標準的な寸法で、
表裏両面には旧字で『獻燈(献灯)』の文字を入れ、
側面には町名を入れました。  
和紙張りの表面には、油引きしております。 

大和も十月に入ると、秋の祭りが各所で執り行われ、
今回製作いたしました提灯は、 
旧街道をまたいで各町内ごとに提灯台を建てて、七張を並べて吊られ、
まち全体が祭の雰囲気に染まります。

神壇用御簾 新倭錦

2011年10月11日 by sporder

517
神壇用御簾 新倭錦

御簾をお仕立しました。 
当店謹製の神壇2尺薄型引戸付き(SE型)にしつれえる御簾です。 

布は小葵の柄の入った赤の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房です。

御霊様をお祀りされる神床の御簾は、
赤系の他に、落ち着いた感じの萌黄や緑系、青系、
清楚な白系の布地にされることもございます。

木曽桧三方 組合わせ収納型

2011年10月10日 by sporder

516
木曽桧三方 組合わせ収納型 

脚部を組み合わせて収納できる三方を製作しました。(8寸)  

材質は、木曽桧材で、標準の脚と、ひと回り小さい脚をご用意し、
高さはそろえております。 

脚部の組合わせは、地鎮祭等の外祭用や、
神殿内の多数の三方をコンパクトに収納できるものとして
御注文いただいております。 

材質は、木曽桧材のほか、吉野桧でも製作しております。