ブログNo.1087
太鼓張替 塗り替え 面のみ金箔巴柄入り 1尺8寸
太鼓を張り替え、塗り替えました。
直径1尺8寸(約54cm)の太鼓で、
片面を張り替えた後、
黒塗り、面を本金箔で三つ巴柄を描いています。
今回はご指定により、黒漆の代わりに黒カシュを使用し、
太鼓の胴部分(側面)には金箔を押しておりません。
胴部分が箔押しされた太鼓と比べて、
巴部分がより強調され、太鼓全体が引き締まって見えます。
御神体を納める箱を製作しました。
幅20cm、奥行18cm、高さ33cm、
材質は桐製で、落とし蓋仕様です。
桐箱の外装として、覆を設えました。
生地は上紡績緞子、裏付仕立て、
布筋赤紫胡蝶柄入り、朽木摺り柄入りです。
上質の生地で仕立てられた覆が美しく、
御神体、御神名霊璽(ブログNo.1081)、金幣を納めて、
社殿に祀りこまれます。