鞨鼓の革と調べ紐をお取り替えしました。
長年のご使用で革が緩み、
鞨鼓本来の染み渡る様な高い音が出難い状態でした。
鞨鼓の革は、
丸輪に馬革を張り、胡粉で面を整え、
剣革と鳩目金具の取り付けの工程を経て完成します。
ムラのない漆喰の白壁のような美しい革面は、
職人の継承された技法によって仕上げられています。
ブログNo.1226
鈴緒 10尺(約3m) 本麻製(白) 奉納者名、年月日入り 2-2
鈴緒(ブログNo.1225)を納入しました。
本麻白色の鈴緒を真ん中にして、
左右に紅白の布鈴緒も一緒に設えました。
雪舞う中で、新しい紅白の鈴緒は凛とした潔さが感じられ、
新年をお迎えするご準備がしきたりどおり進んでおります。