水無月早朝の山の辺の道です。
道沿いのん田んぼには、水が入り、
青垣のように続く東の山々が映りこんでいます。
餌を求めて、多数の野鳥の姿も見え、つがいの鴨は、
わずかな水深の田んぼを心地よく泳いでいます。
水の流れる音や鳥のさえずり、
日が差し込むと、水面は輝き、
これから育まれる自然の恵みが、確かに感じられます。
神殿御簾を納入しました。
外陣正面3枚(ブログNo.2320)、両横2枚、
側面左右 6枚 内陣9枚 合計20枚の新調です。
竹は綿糸一本返し編み、布は雅8釜 白紋金紋、房は切房2段染です。
取り付けが完了し、参拝場中央で坐して拝をすると、
色鮮やかな御簾と、
経年のうちに色づいた柱や床の色の対比に
奥ゆかしさが感じられ、
窓から差し込む光が、御簾を輝かせています。