楽人服 海松色 2-2 

2018年11月27日 by sporder

ブログNo.2819 
楽人服 海松色 2-2  

楽人服の袴にも上着(ブログNo.2818)同様に
紫白ぼかしの飾り紐が取り付けられております。 

の上部紐部分は、 生地の色とは異なり、白色です。 

海松色の楽人服をお召しになった 多数の楽人の方々が、
一堂に揃われると壮観で
舞台では、控えめながらも存在感のある出で立ちでございます。

楽人服 海松色 2-1 

2018年11月26日 by sporder

ブログNo.2818 
楽人服 海松色 2-1 

楽人服をお仕立てしました。 

雅楽の演奏の際にお召しになります。 

上着には、白紫のぼかし入りの飾紐、
胸紐が取り付けられております。 

生地の色合いは、海松色(みるいろ)で、 
縦横の糸がこげ茶と緑色のため、 
見る角度によって、色が変わり、
非常の奥ゆかしく感じられます。

御簾 新倭錦青 麻房  138×40㎝

2018年11月25日 by sporder

ブログNo.2817 
御簾 新倭錦青 麻房  138×40㎝  

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅138㎝丈40㎝、竹は綿糸表編み、
布は新倭錦青、房は麻房3段染です。 

簾の裾には質感を高まるためにパイプを巻き込んでおります。

本坪鈴 9寸  

2018年11月24日 by sporder

ブログNo.2816 
本坪鈴 9寸  

本坪鈴をご用意しました。 

拝殿正面の鈴緒の横にお取り付けされます。 

幅9寸(約27㎝)の大型の鈴です。 

大型の鈴のため、 抜け落ち防止のために、
鈴の左右には、栓が付いております。

八脚案 3段 2段一体型 150×12×50,40㎝ 150×24×30㎝

2018年11月23日 by sporder

 

ブログNo.2815 
八脚案 3段 2段一体型 150×12×50,40㎝ 150×24×30㎝

3段型の八脚案を製作しました。 

上段・中断は、 150×12×50,40㎝(幅×奥行×高さ)、
下段は 150×24×30㎝、材質は桧製です。 

ご指定により、上段と中段は脚が一体型で、
蟻差し仕様で製作いたしました。

桐製 扇収納箱 310×103×380mm

2018年11月22日 by sporder

ブログNo.2814  
桐製 扇収納箱 310×103×380mm

扇収納箱を製作しました。 

全長9寸(約27㎝)の扇2本を収納されます。 

素材は総桐製、 かぶせ蓋仕様です。 

蓋表綿には、金色の刻印(丸に梅鉢)を入れております。

山の辺の道 霜月の柿もみじ 

2018年11月21日 by sporder

ブログNo.2813 
山の辺の道 霜月の柿もみじ 

霜月早朝の山の辺の道です。 

柿の収穫は終わりましたが、残された柿葉は、連日の寒さによって 
『柿もみじ』と呼ばれる紅葉になっています。 

例年よりも寒暖差が大きいためか、
今年は特に赤の色が鮮やかで、
一面が真っ赤に染まっているようです。 

冷え込みの強い晴れの日には、 
池からも蒸気霧が出て、一面が白色で覆われ、
道沿いが幻想的な空気に包まれているように感じます。

御簾 本倭錦 麻房付き 90×90㎝

2018年11月20日 by sporder

ブログNo.2812 
御簾 本倭錦 麻房付き 90×90㎝

御簾をお仕立てしました。

ご造営の工事期間中、仮神殿に設えられます。 

竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、房は麻房3段染です。 

仮神殿といえども、正式のかたちで、
ご神体をおむかえされます。

張貫立烏帽子(立烏帽子)の修理 

2018年11月18日 by sporder

ブログNo.2811 

張貫立烏帽子(立烏帽子)の修理  

張貫立烏帽子の紐をお取替しました。

白紐を本体に取り付けた仕様の 立烏帽子です。 

専門職人の手により、 

新調の紐に取り換えられ、 
元通りの結びに直されて完成となります。

 

太鼓塗り替え  2尺1寸×1尺 本金塗 

2018年11月17日 by sporder

ブログNo.2810
太鼓塗り替え  2尺1寸×1尺 本金塗 

太鼓と太鼓台を塗り替えました。 

太鼓の直径が2尺(約60㎝)の大型の太鼓です。 

長期のご使用で漆や金箔が剥がれ、
金具の光沢も褪せておりました。 

一旦すべての金具などのパーツを外し、
塗師、金具の鍍金等専門各種の職人の手を経て、塗り替えが完了しました。 

納入前に全ての部品を組み上げ、
新品同様に太鼓、鉦鼓が出来上がりました。 

それぞれ左右に、古代紫色の飾り房を取り付けて完成となります。