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ブログNo.2991 水無月、早朝の山の辺の道
水無月早朝の山の辺の道です。
道沿いの田んぼに水が張られ、田植えが始まりました。
鏡面のように整った水面には、山並みや緑、青空、雲など、 美しい『山の辺』の景色が映りこんでおります。
日が昇るにつれ、『萌黄』の色合いが美しい早苗の先の雫が眩く光り、 時の経つのを忘れ、 しばし佇んでしまう、山の辺のひと時です。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
ブログNo.2990 勾玉 1尺(約30㎝)
勾玉をご用意いたしました。
拝殿の真榊に、三種の神器の勾玉として設えられます。
長さが1尺(約30㎝)、 グレーと白が混じった色合いです。
真榊に設える勾玉は首飾りの形状で、 勾玉、玉、管玉、玉、勾玉・・・の並びになっており、 古代の装飾品として美しいかたちをしております。
カテゴリー: 神具, 祭具
ブログNo.2989 桐箱 ヤロウ蓋 内寸 23×19×10㎝
桐箱を製作しました。
内寸幅23㎝奥行19㎝高さ10㎝、 材質は総桐製です。
下箱の内部に薄板を立て、 上蓋がずれずに気密性を保ってぴったりと納まる『ヤロウ蓋』仕様です。
上蓋の形状は丸みのある『かまぼこ型』で仕上げました。
ブログNo.2988 御簾 3枚割 369×80㎝(123×80㎝) 赤地白紋寿 10釜
御簾をお仕立てしました。 神殿外陣、正面に設えられます。 総幅369㎝の3枚割、丈は80㎝、房で50㎝に巻き上げます。
竹は綿糸表編み、布は赤地白紋寿10釜です。
外陣の御簾は前後から見えるため、
御簾のお仕立ては、表裏が同じ『両面仕立て』で仕上げております。
房は切房2段染をお付けいたします。
カテゴリー: 神具, 御簾, 祭具, 神殿 ・ 社殿
ブログNo.2987 三種神器 剣 1尺
三種の神器の剣をご用意いたしました。
全長30㎝、 紐の長差27㎝、 袋の生地は朱地雲柄金襴です。
紐は朱色の江戸打ち、房はより房朱でございます。
ブログNo.2986 円座2尺2寸 渦巻き
円座を製作しました。
直径は2尺2寸(約68㎝)の大型の円座です。
材質はイ草製、編み方は、畝が大きい『渦巻』です。
円座は熟練の職人の手によって1枚づる編まれるのですが、 寸法が大きくなるほど難しく、 イ草の取り方ひとつで、円形が崩れてしまいます。
手と指先の感覚だけで編み上げる円座は、 まさしく職人の手技といえるかと存じます。
ブログNo.2985
八脚案 2段型 104×21×43,30.5㎝ 桧製
八脚案を製作しました。
ご神前に設えられます。
幅104㎝奥行21㎝高さ43㎝、30.5㎝の2段型です。
天板は木曽桧、脚部は吉野桧材で仕上げました。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 八脚案、神饌台、八足
ブログNo.2984 御神体覆布 62×62㎝ 七宝柄金襴
御神体をおつつみする布を製作しました。
縦横とも62㎝、生地は青系の金襴地でございます。
金襴には円(丸)が連続して重なる、 『七宝柄』が織り込まれております。
ブログNo.2983 御額 『稲荷神社』 金縁 文字黒 7寸
御額を製作しました。
鳥居にお取り付けされます。
幅15.8㎝、高さ21.5㎝、木製です。
文字は『稲荷神社』の文字を彫った上に黒で、 縁は金色で彩色いたしました。
全体は耐久性を考慮し、ニス引きで仕上げております。
木製の生地に黒色の社名がくっきりと映え、 奥ゆかしさの感じる御額に仕上がりました。
ブログNo.2982 赤ぼんぼり 火袋張替 3尺
赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。
全高3尺(約90㎝)の火袋です。
長期のご使用で火袋の布が破れておりました。
専門職人の手により、 一旦すべての布を丁寧に剥がされ、 下地を整えたうえで、 正絹羽二重の赤布を張り上げて完成いたしました。
カテゴリー: 神具, 祭具, 照明 御明かり 灯明, 修理・修復