水無月、早朝の山の辺の道

2019年6月9日 by sporder

ブログNo.2991
水無月、早朝の山の辺の道 

水無月早朝の山の辺の道です。  

道沿いの田んぼに水が張られ、田植えが始まりました。

鏡面のように整った水面には、山並みや緑、青空、雲など、
美しい『山の辺』の景色が映りこんでおります。  

日が昇るにつれ、『萌黄』の色合いが美しい早苗の先の雫が眩く光り、
時の経つのを忘れ、
しばし佇んでしまう、山の辺のひと時です。

勾玉 1尺(約30㎝) 

2019年6月7日 by sporder

ブログNo.2990  
勾玉 1尺(約30㎝) 

勾玉をご用意いたしました。 

拝殿の真榊に、三種の神器の勾玉として設えられます。

長さが1尺(約30㎝)、 
グレーと白が混じった色合いです。 

真榊に設える勾玉は首飾りの形状で、 
勾玉、玉、管玉、玉、勾玉・・・の並びになっており、
古代の装飾品として美しいかたちをしております。

桐箱 ヤロウ蓋 かまぼこ型  内寸 23×19×10㎝ 

2019年6月6日 by sporder

ブログNo.2989  
桐箱 ヤロウ蓋  内寸 23×19×10㎝  

桐箱を製作しました。 

内寸幅23㎝奥行19㎝高さ10㎝、 
材質は総桐製です。 

下箱の内部に薄板を立て、
上蓋がずれずに気密性を保ってぴったりと納まる『ヤロウ蓋』仕様です。 

上蓋の形状は丸みのある『かまぼこ型』で仕上げました。

 

御簾 3枚割 369×80㎝(123×80㎝) 赤地白紋寿 10釜

2019年6月5日 by sporder

ブログNo.2988  
御簾 3枚割 369×80㎝(123×80㎝) 赤地白紋寿 10釜   

御簾をお仕立てしました。 
神殿外陣、正面に設えられます。 
総幅369㎝の3枚割、丈は80㎝、房で50㎝に巻き上げます。 

竹は綿糸表編み、布は赤地白紋寿10釜です。 

外陣の御簾は前後から見えるため、

御簾のお仕立ては、表裏が同じ『両面仕立て』で仕上げております。 

房は切房2段染をお付けいたします。


三種神器 剣  1尺

2019年6月4日 by sporder

ブログNo.2987   
三種神器 剣  1尺 

三種の神器の剣をご用意いたしました。 

全長30㎝、 紐の長差27㎝、
袋の生地は朱地雲柄金襴です。

紐は朱色の江戸打ち、房はより房朱でございます。 

 

 

円座2尺2寸 渦巻き

2019年6月2日 by sporder

ブログNo.2986
円座2尺2寸 渦巻き 

円座を製作しました。 

直径は2尺2寸(約68㎝)の大型の円座です。 

材質はイ草製、編み方は、畝が大きい『渦巻』です。  

円座は熟練の職人の手によって1枚づる編まれるのですが、 
寸法が大きくなるほど難しく、 
イ草の取り方ひとつで、円形が崩れてしまいます。 

手と指先の感覚だけで編み上げる円座は、
まさしく職人の手技といえるかと存じます。

八脚案 2段型  104×21×43,30.5㎝ 桧製 

2019年6月1日 by sporder

ブログNo.2985  

八脚案 2段型  104×21×43,30.5㎝ 桧製 

八脚案を製作しました。 

ご神前に設えられます。 

幅104㎝奥行21㎝高さ43㎝、30.5㎝の2段型です。 

天板は木曽桧、脚部は吉野桧材で仕上げました。

御神体覆布 62×62㎝ 七宝柄金襴

2019年5月31日 by sporder

 

ブログNo.2984
御神体覆布 62×62㎝ 七宝柄金襴

御神体をおつつみする布を製作しました。 

縦横とも62㎝、生地は青系の金襴地でございます。  

金襴には円(丸)が連続して重なる、
『七宝柄』が織り込まれております。

 

 

御額 『稲荷神社』 金縁 文字黒 7寸  

2019年5月30日 by sporder

 

ブログNo.2983  
御額 『稲荷神社』 金縁 文字黒 7寸  

御額を製作しました。 

鳥居にお取り付けされます。 

幅15.8㎝、高さ21.5㎝、木製です。 

文字は『稲荷神社』の文字を彫った上に黒で、
縁は金色で彩色いたしました。 

全体は耐久性を考慮し、ニス引きで仕上げております。  

木製の生地に黒色の社名がくっきりと映え、
奥ゆかしさの感じる御額に仕上がりました。

赤ぼんぼり 火袋張替 3尺

2019年5月29日 by sporder

 

ブログNo.2982  
赤ぼんぼり 火袋張替 3尺  

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。  

全高3尺(約90㎝)の火袋です。 

長期のご使用で火袋の布が破れておりました。  

専門職人の手により、
一旦すべての布を丁寧に剥がされ、

下地を整えたうえで、
正絹羽二重の赤布を張り上げて完成いたしました。