2014年
2014年7月15日 by sporderブログNo.1405
八脚案(神饌台、八足台) スプルース製 ジョイント金具仕様
八脚案(神饌台、八足台)を製作しました。
御祭典の玉串奉奠の際にご使用されます。
幅3尺(約90cm)、奥行き1尺(約30cm)、高さ2尺6寸4分(約80cm)、
天板はスプルース材、脚部は吉野桧です。
祭典のかたちに応じて、案を配置できるように、1台あたりを長尺にせず、
3尺幅を数台おつくりしました。
分解収納できるように、ジョイント金具仕様にしております。
長期の保管によって、天板に反りが出にくいように、
金具を蟻差しの桟に金具を埋め込んでおります。
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2014年7月14日 by sporderブログNo.1404
小鼓調べ緒 取り替え
小鼓の調べ緒をお取り替えしました。
長期のご使用で調べが色あせ、
しなやかな弾力が失われている状態でした。
調べ緒は、専門の職人の手仕事によって仕上げられるまさに逸品で、
均一に染め上げられた朱色は彩色されているにもかかわらず、
自然の色に見えてしまします。
歳月の経った革と胴に、調べ緒の鮮やかな朱色が際立ち、
一層格調高く見えます。
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2014年7月13日 by sporderブログNo.1403
鈴緒 4尺5寸(約135cm) 三色布巻き
鈴緒を製作しました。
村内にある神社の社殿前に設えられます。
全長4尺5寸(約135cm)直径1寸8分(約5.4cm)、
赤白紺の三色布巻き仕様です。
新たに御奉納された鈴緒を前にして氏子の方々は、
清清しいお気持ちでご参列されることと思います。
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2014年7月12日 by sporderブログNo.1402
戸帳 人絹緞子 布筋(野筋) 朽木入り 650×700mm
戸帳をお仕立てしました。
海外で現地製作される大型の御社の正面扉に設えられます。
幅65cm、丈70cm、生地は人絹緞子裏付き仕立て、
布筋(野筋)紫胡蝶柄入り、 朽木摺り柄入りです。
日本の自然をモチーフにしたと戸帳の意匠は、
海外の方々にも自然を表現したデザインとして、
きっと受け入れてくださるでしょう。
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2014年7月11日 by sporderブログNo.1401
狩衣 テトロン絽 浅葱 菊浮線綾
狩衣をお仕立てしました。
夏用の狩衣で、生地はテトロン地の絽です。
織り込まれた文様は、菊浮線綾(きくふせん)と呼ばれるもので、
臥蝶や唐花と並ぶ代表的な浮線綾の意匠の一つです。
薄い水色の浅葱は見た目にも涼しげで、
うっすらと浮き出る同色の菊浮線に奥ゆかしさが感じられます。
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2014年7月10日 by sporderブログNo.1400
高張提灯 『御神燈』 くずし文字
高張提灯を製作しました。
直径1尺4寸(約40cm)の提灯で、
和紙張り油引き仕様、表面には『御神燈』をくずし文字で、
後面には氏名を楷書で入れました。
くずし文字は、筆の勢いが特徴の書体で、
提灯に火が灯ると一層の趣が感じられます。
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2014年7月9日 by sporderブログNo.1399
御簾 綿糸一本返し編み 正絹赤地金紋 切房付き
御簾をお仕立てしました。
神殿の内陣、御社前に設えられます。
幅183cm、丈173cm、
竹は綿糸一本返し編み、布は正絹赤地金紋箔入り、
房は紅白二段染めの切房です。
正絹の金紋は金糸で織り込まれており、
光が当たると鮮やかに金色の紋が浮き上がります。
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2014年7月7日 by sporderブログNo.1399
御社内装(壁代 と 八脚案、紅白布団 )
御社を内装を設えました。
台幅4尺(約120cm)の大型の社で、
内部壁面三面に壁代、
桧製の八足案の上には紅白の布団を納めております。
壁代は、人絹緞子の生地に朽木の摺り柄が入り、
胡蝶柄の入った紫一色の布筋を配しております。
扉の後ろにも、壁代と同仕様で裏付き仕立ての戸帳を設えました。
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2014年7月6日 by sporderブログNo.1398
霊璽 吉野桧製
霊璽を製作しました。
御霊舎の中に納められるもので、
材質は吉野桧材、寸法や仕様はお見本通りに仕上げました。
(全高15cm、 標木(木札)は差し込み式)
霊璽は神様や御霊様の依代とされるものであり、
仕様や寸法は製作年代や風習、
神官様のご指導等により様々な『かたち』がございます。
本体が正方で先の尖った柱状のもの、薄板(標木)を一枚差し込んだもの、
複数の薄板(標木)を納められるもの、
覆が白木製のもの、 その上に錦の布を掛けたもの、 且
つ神鏡と揚巻房を付けたもの 等の仕様がございます。
新調されるにあたっては、伝統の『かたち』を継承する事が基本となります。
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2014年7月5日 by sporderブログNo.1397
八脚案 木曽桧 90×27×45
八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。
ご家庭の神棚の前に、御神饌用の台として設えらます。
幅90cm、奥行27cm、高さ45cm、
材質は天板が木曽桧材、脚部は吉野桧材です。
案の奥行きは、三方に納まらない箱入りのお品も御神饌できるように、
深めにしております。
製作ごとに木目の流れや色合いは様々ですが、
人肌のような軟らかな色合いは、
木曽桧特有のもので手を止めて見入ってしまします。
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