2014年

祭壇 6尺4段型 天板1寸厚

2014年6月23日 by sporder

bettyuu1388-6ブログNo.1386
祭壇 6尺4段型 天板1寸厚  

祭壇を製作しました。 

幅6尺(約180cm)高さ135cm、
奥行き120cm(一段あたりの奥行きは30cm)です。 

上段の高さは標準寸法より、高く設定しております。 

通常幅の広い祭壇の場合、組み立てや携行がし易いように、
天板を合板等で製作致しますが、今回は御指定により、
八脚案と同じ一寸(約3cm)の桧材を使用いたしました。 

天板4枚だけでも相当な重量になりました。  
組み上げると、どっしりとした、無垢材の安定感が感じられる祭壇に仕上がりました。

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壁代 白地人絹緞子 布筋紫

2014年6月22日 by sporder

bettyuu1387-3ブログNo.1385
壁代 白地人絹緞子 布筋紫  

壁代を製作しました。 

ご家庭にお祀りされている御社の
内部壁面三面に設えられます。 
幅24.9㎝、丈17㎝ 、生地は人絹緞子、
布筋紫胡蝶柄入り、朽木摺柄入りです。  

布筋は、紫一色と、赤紫の2種類あり、
基本的には胡蝶の柄が入ります。 

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御簾 交織  赤倭錦梅鉢紋入り より房二段染め

2014年6月21日 by sporder

bettyuu1386-3ブログNo.1384 
御簾 交織  赤倭錦梅鉢紋入り より房二段染め 

御簾をお仕立てしました。 

神殿の内陣に設えられます。 

幅170cm、丈180cm 、
竹は綿糸表編み、布は交織倭錦、
房は紅白二段染めです。 

中に納まる御社と全体のバランスを考慮して、
巻上寸法が36cmになるように、房紐を調整しております。

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神前幕 綿厚地 社紋2種類 4箇所入り 1400×180cm 

2014年6月20日 by sporder

bettyuu1385-1ブログNo.1383 
神前幕 綿厚地 社紋2種類 4箇所入り 1400×180cm 

神前幕を製作しました。 

拝殿の三面に設えられます。 

幅1400cm、丈180cm、
正面に 丸に左三つ巴の社紋を2箇所、
側面左右に丸に桔梗の紋を
1箇所づつ黒色で染め上げています。 

向かって左端に、奉納年月日と奉納者のお名前を入れました。 

紐は3青白黒3色巻きの紐と、紫一色の揚巻房をご用意しました。

 

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八脚案(神饌台、八足台) スプルース製 75×27×45㎝ 

2014年6月19日 by sporder

bettyuu1384-1ブログNo.1382 
八脚案(神饌台、八足台) スプルース製 75×27×45㎝  

八脚案(神饌台、八足台)を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられます。 

幅75㎝、奥行27㎝、高さ45㎝、
材質は天板がスプルース材、脚部が吉野桧材です。 

正面から見て、安定したかたちに見えるのは、
幅と高さの比が黄金比に近いからかもしれません。

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御簾 交織倭錦梅鉢紋入り より房三段染め

2014年6月17日 by sporder

bettyuu1383-3ブログNo.1381
御簾 交織倭錦梅鉢紋入り より房三段染め 

御簾をお仕立てしました。 

神殿の外陣正面に設えられます。 

全長455cmの均等3枚割で、左右に長押の出っ張りがあるため、 
両端に切り込みを入れております。 

竹は綿糸表編み、布は交織倭錦梅鉢紋入り、仕立ては両面仕立て、 
房はより房3段染(ブログNo.1374)
裾には質感が出るようにパイプを巻き込んでおります。 

緑系の布に3段染のより房の組み合わせは、雅やかさというよりも、
控えめな中にも格調高さが感じられる組み合わせです。

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小忌衣(おみごろも) 鮫小紋 社名・社紋入り

2014年6月16日 by sporder

bettyuu1382-3ブログNo.1380 
小忌衣(おみごろも) 鮫小紋 社名・社紋入り   
小忌衣を製作しました。  

神社の祭典の際に、
氏子代表の方々がお召しになります。 

生地は鮫小紋地で、襟の両側に社名と
下がり藤の社紋を白色で入れております。 

胸紐の位置は、襟文字にかからない位置に配しました。 

14人の小忌衣が一線に並ばれたさまは壮観で、 
厳粛ながらも清清しい雰囲気の中で祭典が執り行われると思います。

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折敷(おしき) 吉野桧製 36cm  

2014年6月15日 by sporder

bettyuu1381-4ブログNo.1379
折敷(おしき) 吉野桧製 36cm

折敷を製作しました。

内径36cmの大型のもので、
材質は吉野桧材です。

折敷は御神饌の際に使用される神具の基本形で、
下部に胴(脚)が付くと三方(三宝)、
2枚の脚が付くと脚付き折敷(膳)と呼ばれます。

折敷は、白木の生地のままご使用されるほかに、
用途によっては朱色や黒色の漆塗りで仕上げることもございます。

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山の辺の道 水無月早朝の早苗田 

2014年6月14日 by sporder

bettyuu1380-1ブログNo.1378
山の辺の道 水無月早朝の早苗田 

水無月、早朝の山の辺の道です。 

道の両側には、田植えの終わった早苗田が並んでいます。  

日の出とともに、大和青垣と呼ばれる緑色の東の山々が、
水田に映り込み、時の刻みが幾分遅くなったように感じます。  

山鳥の囀りに囲まれている中で、 
ひときわ軽やかに鶯の声が聞こえてきます。

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赤ぼんぼり(赤ぼんぼり) 火袋張替   

2014年6月13日 by sporder

bettyuu1379-2ブログNo.1377
赤ぼんぼり(赤ぼんぼり) 火袋張替   

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

全高3尺5寸(約105cm)の大型の雪洞です。 
長期のご使用で、火袋の赤布の一部が破れている状態でした。 

赤ぼんぼりは、職人による手造り品のため、
火袋の形状や寸法も若干異なります。 

張替の際には、 それぞれの火袋の寸法に合わせた型をつくり、 
正絹羽二重の赤布を裁断して張り上げる事になり、 
手間のかかる熟練の作業となります。

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