2011年
2011年5月22日 by sporder391
太鼓塗り替え
太鼓を塗り替えました。
直径が2尺(約60cm)の大型の太鼓で、
太鼓本体、枠を本漆本金箔で塗り上げ、
火炎や金具類は本金メッキ、楽鉦は色を付け替えました。
全ての部品が整い、金具類を取り付ける際に、
金具の珍しいデザインや草花の意匠に出会うことがあります。
金具職人の思いや遊び心を推し量ることも、ささやかな楽しみです。
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2011年5月21日 by sporder390
壁代
壁代(かべしろ)をお仕立しました。
小葵の地模様の入った白生地に、朽木柄を刷り込み、
紫の布筋(のすじ)を付けています。
壁代は、社や社殿の内部をより丁寧に設えるために、
側面と後面の三面に張られるものです。
今回の仕様の他に、布筋を華やかな赤紫にされることや、装飾をつけない綿・麻の白布にされるがございます。
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2011年5月20日 by sporder389
八脚案 低型
低型の八脚案を製作しました。
材質は、スプルース材です。
御社との位置の関係で、案の総高さをできる抑える必要があり、
高さを限界の6cmにしました。(幅は90cmです。)
今回は、八本の脚を取り付けできませんでしたが、
総高さ10cm以上から八本脚仕様となります。
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2011年5月19日 by sporder388
山の辺の道 畦道の朝露
皐月十八、十九日の早朝です。
人麻呂の碑の後ろの、龍王山の稜線から朝日が昇ります。
時折野鳥の声がきこえる静粛の中、
田植え前の畦道の草々に朝露が残り、
皐月らしい清々しい輝きを放っています。
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2011年5月17日 by sporder387
白木ぼんぼり 十字足 朝顔型
白木ぼんぼりを製作しました。
全高4尺(約121cm)、脚部は十字脚、火袋は反りの入った朝顔型です。
通常のものより安定感が出るように、軸や火袋の骨を太めに仕上げています。
白木のぼんぼりは、見る方向によって 華奢で繊細に見えたり、
落ち着きのあるかたちに見え、とても趣を感じる神殿内調度です。
火袋の反り具合は、職人が代々受け継ぐ伝統のラインです。
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2011年5月16日 by sporder386
御簾 本倭錦 パイプ巻き
御簾をお仕立しました。
布は、正絹本倭錦、竹は表編み、房は麻房三段染めです。
御簾の裾にふくらみのある質感をもたせるため、パイプを巻き込みました。
巻き込むことで、御簾の落ち着きも良くなります。
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2011年5月15日 by sporder385
祭壇 4尺5寸 出張祭事用
祭壇を製作しました。
出張祭事にご使用されるため、軽量で組立分解できるかたちです。
脚部は桧材、 天板は5分(約1.5cm)の厚みのスプルース材を使用しました。
かすがいを 斜めにせず、横にする形も製作できます。
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2011年5月14日 by sporder384
高張提灯 隅切り角に蔓柏
高張提灯を製作しました。
正面には『御神燈』、後面にはお名前『○○氏』、
側面には家紋を黒で入れました。
職人の手によって、家紋の『隅切り角に蔓柏』が力強く描かれています。
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2011年5月13日 by sporder383
戸帳 赤
赤色の戸帳をお仕立しました。
小葵の柄の入った赤生地に、紫の布筋(のすじ)を付け、
朽木柄を刷り込んでおります。
濃い紫の布筋の間からのぞく地模様に奥ゆかしさがあり、
白地の戸帳とは違った趣を感じます。
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2011年5月12日 by sporder382
胴長太鼓 革張り替え(両面)
胴長太鼓の革を両面張り替えました。
革面8寸約24cm)の太鼓です。
経年のため 革面及び胴部分が劣化しておりましたが、
革を張替え、胴部分もニス引きすることで、元の姿に戻りました。
太鼓職人の熟練の技で、
二重の鋲が、太鼓の円周に隙間なく、等間隔で打ち込まれています。
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