祭具

桧扇修理 

2011年2月22日 by sporder

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桧扇修理

桧扇(ひおおぎ)を修理しました。
桧扇は桧の薄板が扇面のため、非常に繊細で
無理な力がかかると割れたり切れたりします。
今回お預かりいたしました桧扇は、扇面が2枚割れ、
綴じ糸も数箇所切れておりました。
専門の職人の手で、割れた扇面を取り替え、前後の図柄に合うよう彩色し、綴じ糸も全体的に取り替えられました。
綺麗に補修された桧扇は、永らくお使いいただけると思います。

高張提灯(ビニール製)  社紋入り

2011年2月15日 by sporder

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高張提灯(ビニール製)  社紋入り

高張提灯を製作しました。
直径1尺4寸(約40cm) の標準的な寸法です。
門前に長期間掛けられるため、材質はビニール製でおつくりしました。
提灯の左右には 大きく社紋を入れております。
紋帳に記載されていないかたちですが、
古来の由来を感じさせる、綺麗な意匠だと思います。

猿田彦面 修復 

2011年2月14日 by sporder

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猿田彦面 修復

猿田彦の面を修復しました。
村の祭事に着用されていたものですが、
永年のご使用で傷みがひどいため完全な修復を行いました。
面部分は破損箇所の補修、朱漆、黒漆、本金箔で仕上げ、
鳥兜部分は、朱漆を塗り替え、金襴布を張り替えました。
鳥兜の上部には、金箔で丸を描いております。
今回の修復で、村の祭りに末永くお使いいただけると思います。

神鏡台 木曽桧製  1尺1寸   

2011年2月13日 by sporder

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神鏡台 木曽桧製  1尺1寸

神鏡台を製作しました。
直径1尺1寸(約33cm)の神鏡用で、材質は木曽桧です。
御社の御扉につりあうように、総高さをやや低めに抑えました。
木曽桧の柔らかな色合いと立体感のある彫が調和しているように思います。

鈴緒 五色布

2011年2月12日 by sporder

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鈴緒 五色布

五色布の鈴緒を製作しました。
全長12尺の長尺で、 拝殿の鈴緒として掛けられます。
陰陽五行説が由来とされる 五色の色合いは、
厳かさと華やかさを表現する、唯一の取り合わせのように感じます。

御社台(吉野桧材)  

2011年2月10日 by sporder

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御社台(吉野桧材)

御社台を製作しました。
幅5尺(約150cm)、高さが約10cmの低目の台で、
材質は、吉野桧材です。
厚みをある天板を使うことで、安定感のあるかたちに仕上がりました。

御簾房 より房 2段染め 8寸  

2011年2月9日 by sporder

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御簾房 より房 2段染め 8寸

御簾の房を製作しました。
御神前の御簾に取り付けられるもので、
より房の紅白2段染、房本体の長さは8寸(約24cm)です。
鈎(鍵)も、御簾の巻き上げに応じた寸法をご用意しました。
純白・濃い赤・輝く金 の3色の取り合わせに、
可憐でかつ清らかな気配を感じます。

丸提灯

2011年2月4日 by sporder

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丸提灯

丸提灯を製作しました。
正面には『献燈』 側面には赤丸(日の丸) 裏面にはお名前を入れました。
和紙の柔らかな色合いと濃い赤色が、
落ち着きのある清純な雰囲気を醸し出しているように感じます。

桐箱と覆(おおい)  

2011年1月26日 by sporder

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桐箱と覆(おおい)

桐箱と覆を製作しました。
桐箱には、総桐製の観音開きの扉をつけました。
覆は、小葵の地模様の入った交織緞子で、
正絹紫地の筋に胡蝶の柄を入れております。
上部にも同じ紫布で縁を巻いております。

白と紫の二色の色の取り合わせが、お互いを引き立合い、
簡素でありながら奥行のある美しさが感じられます。

八脚案(神饌台) 

2011年1月25日 by sporder

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八脚案(神饌台)

八脚案(神饌台)を製作しました。
ご家庭の神棚の神饌台としてお使いになるもので、材質は木曽桧材です。
木曽桧には、他の桧とは違った独特の柔らかな雰囲気があり、
『本当に綺麗だなと』見入ってしまいます。