祭具
2011年4月21日 by sporder363
戸帳 の筋(布筋)紫
戸帳を製作しました。
戸帳とは、御社の扉の後ろ側につける布で、
扉を開けた場合でも、中の御神体等が直接目に触れないようにするためのものでもあります。
生地は、小葵の地模様の入った人絹地に、
紫地に胡蝶の入った の筋(布筋) を入れております。
の筋(布筋)の色は、紫の他に赤紫があります。
地模様入りの生地に刷り込まれた朽木の柄が、
全体にバランスよいアクセントをつけています。
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2011年4月20日 by sporder362
幕 梅鉢紋入り
幕を製作しました。
幅約7m丈1mの大型の幕で、
生地は厚みのあるテトロン縮緬(ちりめん)で仕立てております。
幕房(揚巻房)で引き上げた際にも、紋が綺麗に見えるようにとのご指定で、
紋の間隔を広めに取っています。
濃い紫に染め上げたテトロン縮緬の生地に、
白く染め抜かれた紋が入り、質感の高い幕に仕上がりました。
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2011年4月18日 by sporder360
獅子覆(獅子舞覆、獅子舞幕)
獅子舞の覆を製作しました。
一般には、唐草等の模様の入った濃い緑や、
紺色の綿の生地をお使いになることが多いのですが、
今回は、村の伝統をできるだけ正確に再現するため、
生地は、濃い赤色で厚みのある縮緬を使用しました。
先端部分も見本どおり、くすんだ黄緑色に染め上げています。
赤の覆いをまとった獅子の舞は、大きく見え、躍動感があります。
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2011年4月9日 by sporder351
厚畳(あつじょう) 高麗縁
高麗縁の厚畳を製作しました。
神殿内で、軾 (ひざつき)に代えての座具としてお使いになられるもので、
通常の厚畳より薄めに製作しました。
寸法は3尺(約91㎝)角です。
職人の手によって仕立てられた厚畳は、隅々に綺麗な角が出ています。
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2011年4月4日 by sporder347
神前幕 白地 下がり藤社紋入り
神前幕を製作しました。
素材は、白地の天竺(綿地)で、下がり藤の社紋を 黒で染め抜いています。
幕の左右に奉納者名や奉納日を入れることもありますが、
今回は社紋のみを染め上げました。
無垢で真っ白の幕の掛けられた境内では、
清浄なハレの空気が漂うことと思います。
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2011年4月3日 by sporder346
灯明用台(八脚案)
灯明用の台を製作しました。
材質は桧製で、幅が約45cm、天板はやや薄めの5分(約15mm)に
しております。
天板に比べ脚部が太めにすることで、全体に安定感が出ています。
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2011年3月26日 by sporder339
八足(八脚案) ジョイント金具仕様
八足(八脚案)を製作しました。
分解組立のできるジョイント金具仕様で、材質はスプルース材です。
長期の分解保管の場合でも、天板が反りにくいように、
天板直接でなく、桟を蟻差ししたところに金具を埋め込みました。
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2011年3月25日 by sporder338
揚巻房
揚巻房を製作しました。
御神前幕の中央に付けられ、房紐で幕の中央を引き上げます。
房の色は、赤、紫、グリーン、朱色等がありますが、
今回は、白地の幕に引き立つお色ということで、赤色をご用意しました。
撚れることなく、左右均等なカーブに結ばれた揚巻結びに、
職人の技を見ることができます。
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2011年3月24日 by sporder337
護摩木
護摩木を製作しました。
材質は吉野桧で、240×24×7mmの護摩木としては、標準的な寸法です。
ご祈祷の際に焚かれる木々でありますが、
吉野材の赤白の色合いが綺麗です。
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2011年3月22日 by sporder335
賽銭箱(横型) 3尺
幅3尺(約91cm)の賽銭箱を製作しました。
上下の枠縁及び枠部分は、木曽桧材です。
正面、側面の板は、無垢材でもできますが、
設置場所(寒冷地の神殿)を考慮して木曽桧の突板を使用しました。
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