ブログNo.3525 
 社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し  
社殿内調度の神鏡をメッキ直ししました。
御造営改修に伴い、社殿を新調されます。
神鏡の直径が7寸(約21㎝)の裏付き仕様です。
すべての御品を新調するのではなく、
 歴史を伝える御品の一部は修理をするご選択をされました。 
専門職人の手により丁寧にメッキが施され、美しい輝きが戻りました。

ブログNo.3524 
 太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   
太鼓を塗り替えしました。
直径1尺6寸(約48㎝)奥行7寸(約21㎝)の太鼓です。
長期のご使用で太鼓面の漆と金箔が剥げておりました。
専門の塗師にって、塗り替え作業が行われました。
表面の漆をはがし、下地を整えたうえで黒の本漆で仕上げます。
漆が乾くと太鼓面には左三つ巴を金箔で描き、
 側面もすべて金箔で仕上げております。 
太鼓面への塗りは、高度な塗の技術が必要となります。
厚く塗りすぎると割れの原因になり、薄すぎると光沢が出ません。
楽器としての目的を果たしながら、
 美しい太鼓面にに仕上げる技術は、先代から受け継ぐ塗師の技法といえます。