ブログNo.4167
御簾4枚割り 正絹菊菱 朱地 麻房3段染 136.5×45、131×120 cm 2-1
御簾をお仕立てしました。
新築されたご神殿の内陣に設えられます。
総幅 535cm 高さ120cmの空間に御簾を4枚が収まるように、
左右は131×120cm2枚、 中央は136.5×45cmの2枚で割付しております。
左右に接する布地は柄合わせをして、文様が途切れないように見えるお仕立てでございます。
ブログNo.4159
柳箱用 唐櫃覆
柳箱【ブログNo.4155】を納めた唐櫃【ブログNo.4157】の覆いをお仕立てしました。
幅17.5㎝奥行14.5㎝高さ16㎝、生地は正絹本倭錦です。
お仕立ては裏地の付いた袷したです。
倭錦(やまとにしき)に織り込まれた「小葵」は、
有職文様を代表する文様の一つです。
銭葵という植物がモチーフになっているとも伝えられ、
生命力が強いことから、永きにわたる繁栄の意味が込めらているといわれます。
ブログNo.4158
唐櫃と柳箱
今回は、唐櫃【ブログNo.4157】の中に
柳箱(やないばこ)【ブログNo.4155】を納める形でございますが、
御神体を納める方法は多様です。
唐櫃に直接納めるかたちや御帳台など多様な形がございます。