神饌台を製作しました。
材質は木曽桧材で、
ご家庭の神棚(神壇)の前に、祭典時にしつれえられるものです。 (60×24×68.5cm)
神饌台(八脚案、八足案)の落ち着き(安定)は、奥行きに起因することが多く、 背が高く奥行きが狭いものは、安定が良くありません。
特に足元が畳や菰等の敷物の場合、その傾向が顕著に出ます。
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奉書、水引、片木 片木折敷(ブログNo。485)、草鞋(わらじ)
奉書、水引、麻緒、片木 折敷、草鞋(わらじ)をご用意しました。
村の当家(とうや)の方が、毎年ご準備されるもので、
奉書、水引、麻緒(本麻)を使って、御幣などの祭具を御作りになられます。
二名の当家の方が草鞋をはいて、神事につかれるもの、村の伝統です。
薄板(経木)の内側に桧の角材で縁を付けた折敷を製作しました。
村の祭事にご使用されるもので、毎年決まった数量をおつくりしています。
他の村では、桧の縁の代りに竹ヒゴの縁の折敷(ブログNo.174)をご使用されます。
場所が変わると細かな仕様も変わりますが、
それぞれの地域で折敷の原型を、伝統として大切に守っておられます。