高張提灯を製作しました。
拝殿前の左右に設えられます。
直径1尺6寸(約48cm)の大型の提灯です。
正面には社名、側面には社紋の『七九の桐』を黒色で、
『左三つ巴』 を赤色で大きく描き、
後ろ面には奉納者名を入れました。
花の数が五三や五七の桐紋はよく見られますが、
それよりも花数の多い七九の桐は見る機会の少ない貴重な形です。
昨日のブログの続きです(ブログNo.1319)
太鼓は、直径2尺(丸枠2尺5寸)の木彫り火炎、
鉦鼓(すりがね)は直径7寸(丸枠1尺)を神殿左に据えました。
八足(八脚案)を設え、灯明やぼんぼりに灯がともると、
一層の奥ゆかしさが感じられます。
神殿神具一式を納入しました。
外陣には、両面仕立ての御簾(ブログNo.1310)を設え、
内陣はそれぞれ二重御簾の奥に、
三社の御社(ブログNo.1314)が納まっております。
御社の前には、三段の神饌台(八脚案)(ブログNo.1313)を据えました。
白木と白壁の無垢の色合いに、濃い赤色の御簾が映え、
正面に座すると、
外部雰囲気とは一線を画した、
清清しくも特別な間にいるような感じがします。