御簾 綿糸一本返し編み 赤地白紋雅8釜 紅白二段染め切房  

2014年7月31日 by sporder

bettyuu1423-1ブログNo.1420 
御簾 綿糸一本返し編み 赤地白紋雅8釜 紅白二段染め切房  

神殿の外陣に設える御簾をお仕立てしました。
 

竹は綿糸一本返し編み、
布は赤地白紋雅8釜 、房は紅白二段染め切房、
両面布付き仕立てです。  

幅283cm、丈60cm、裾にパイプを巻き込み
房鈎で35cmに巻き上げます。 

通常御簾の房は2本(1間)が基本となりますが、
 幅が広い場合には今回のように4本(2間)お付けすることもございます。  

bettyuu1423-3 bettyuu1423-2

八脚案(神饌台、八足台) 木曽桧製 幅180cm 下部桟付き 

2014年7月30日 by sporder

bettyuu1422-1ブログNo.1419
八脚案(神饌台、八足台) 木曽桧製 幅180cm 下部桟付き

八脚案(神饌台、八足台) を製作しました。 

拝殿に御神饌用の台として設えられます。  

幅180cm、奥行き27cm、高さ75cm、

天板は木曽桧、脚部は吉野桧材です。  

脚部の下部(地覆)に案が安定するように、
切り込みを入れた桟をお取り付けしております。

bettyuu1422-2 bettyuu1422-3

社殿用戸帳 人絹緞子 布筋(野筋) 朽木入り 40×50㎝

2014年7月29日 by sporder

bettyuu1421-1ブログNo.1418 
社殿用戸帳 人絹緞子 布筋(野筋) 朽木入り 40×50㎝ 

戸帳をお仕立てしました。 
御造営改修にあたり、社殿の内装をお取り替えされます。 
幅40㎝、丈50㎝ 生地は人絹緞子朽木柄入り、布筋(野筋)は胡蝶柄入り、 
中割れ仕様、裏付き仕立てです。 

戸帳の手前には、麻房の付いた本倭錦の御簾を掛けれら、
扉に対して戸帳と御簾の二重の設えをされます

bettyuu1421-2 bettyuu1421-1

御神饌板 桧板

2014年7月28日 by sporder

 bettyuu1420-1 ブログNo.1417
御神饌板 桧板  

御神饌板を製作しました。 

御神饌用の台としてご使用されます。 

材質は木曽桧材、幅75㎝、奥行き35㎝、
厚み3㎝、2枚はぎ仕上げです。 

板一枚の簡易な形ですが、
木曽桧特有の薄桃色から白にかけての柔らかな色合いが美しく、 
職人の仕上げの手業が際立っています

bettyuu1420-2 bettyuu1420-3

白木ぼんぼり 4尺十字足 軸細め

2014年7月27日 by sporder

bettyuu1419-1ブログNo.1416
白木ぼんぼり 4尺十字足 軸細め  

白木雪洞(ぼんぼり)を製作しました。  

室礼の具として、大広間に設えられます。 

全高4尺(約120cm)、軸は細く、火袋は大きくとのご指定をいただき、
職人一緒に全体の納まりを考えて詳細寸法を決定いたしました。 

一見すると軸が細く華奢にも見えますが、 
床の間の室礼を引き立てるための燈火であり、 
控え目な寸法のほうが広間に設えた時には部屋全体に調和するように思います。

bettyuu1419-2 bettyuu1419-3

神壇 3尺深型 扉無し  社紋付き 吊り灯篭仕様

2014年7月26日 by sporder

bettyuu1418-3ブログNo.1415 
神壇 3尺深型 扉無し  社紋付き 吊り灯篭仕様  

神壇(SI型)を仕様変更しました。

ご家庭で神様をお祀りされる、3尺型(幅97cm)の大型の神壇です。 

格子欄間には社紋(ブログNo.1407)
上部には小葵柄の御簾(新倭錦 切房仕様)を設え、
灯明として内部から黒色の吊り灯篭を下げております。 

灯篭を点燈すると、 御簾の奥がほのかに明るく、
神壇全体に奥ゆかしさが感じられます。

bettyuu1418-4 bettyuu1418-1

八脚案(神饌台、八足台) 木曽桧製 90×21×30cm 

2014年7月25日 by sporder

bettyuu1417-3ブログNo.1414 
八脚案(神饌台、八足台) 木曽桧製 90×21×30cm  

八脚案(神饌台、八足台)を製作しました。 

御神前に設えられます。 

幅90cm、奥行21cm、高さ30cm、

天板は木曽桧材、脚部は吉野桧材です。 

脚部と天板は、蟻差しで組み立てます。  

bettyuu1417-2 bettyuu1417-1

舞扇 朱色ぼかし 

2014年7月24日 by sporder

bettyuu1416-2ブログNo.1413 
舞扇 朱色ぼかし   

舞扇をご用意しました。 
全長約29cmで、上部から下にかけて朱色のぼかし(グラデーション)です。  

小学生の方が、巫女様の舞の練習にご使用されます。 

巫女様の舞は、桧扇が正式なかたちでございますが、
開閉の際に丁寧にお取り扱いしないと割れてしまう繊細な扇のため、
特に年少の方の練習には舞扇等をご使用されます。 

ぼかしの色は各色ございますが、
特に朱色のぼかしは『ハレ』を想起させる色合いであると思います。

bettyuu1416-1 bettyuu1416-3

丸提灯 地蔵尊

2014年7月23日 by sporder

bettyuu1415-1ブログNo.1412 
丸提灯 地蔵尊  

地蔵祭にご使用される丸提灯を製作しました。 

直径9寸(約27cm)の丸型で、
正面には『地蔵尊』 、側面には卍を赤色で入れております。 

提灯の表面は、油引きしない、和紙張りのままの状態で仕上げました。

bettyuu1415-2 bettyuu1415-3

御輿用御簾2-2  正絹本倭錦 より房3段染め 三枚割り

2014年7月22日 by sporder

bettyuu1414-1ブログNo.1411 
御輿用御簾2-2  正絹本倭錦 より房3段染め 三枚割り

 御神輿に設える御簾をお仕立てしました。 

三枚割、両面の仕立てです。 
中は81.8×109cm、 左右は 25.7×109cm 、
竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、 房はより房三段染めです。  

天布(額帽、横布)、縦布とも 柄が途切れないように、
合わせをしております。 

先日掲載の三枚の御簾(ブログNo.1409 )と三つ割りの御簾が、
由緒ある神輿の品位を一層高めるように思います。

bettyuu1414-3 bettyuu1414-2