ブログNo.1420
御簾 綿糸一本返し編み 赤地白紋雅8釜 紅白二段染め切房
神殿の外陣に設える御簾をお仕立てしました。
竹は綿糸一本返し編み、
布は赤地白紋雅8釜 、房は紅白二段染め切房、
両面布付き仕立てです。
幅283cm、丈60cm、裾にパイプを巻き込み
房鈎で35cmに巻き上げます。
通常御簾の房は2本(1間)が基本となりますが、
幅が広い場合には今回のように4本(2間)お付けすることもございます。
ブログNo.1415
神壇 3尺深型 扉無し 社紋付き 吊り灯篭仕様
神壇(SI型)を仕様変更しました。
ご家庭で神様をお祀りされる、3尺型(幅97cm)の大型の神壇です。
格子欄間には社紋(ブログNo.1407)、
上部には小葵柄の御簾(新倭錦 切房仕様)を設え、
灯明として内部から黒色の吊り灯篭を下げております。
灯篭を点燈すると、 御簾の奥がほのかに明るく、
神壇全体に奥ゆかしさが感じられます。
ブログNo.1411
御輿用御簾2-2 正絹本倭錦 より房3段染め 三枚割り
御神輿に設える御簾をお仕立てしました。
三枚割、両面の仕立てです。
中は81.8×109cm、 左右は 25.7×109cm 、
竹は綿糸表編み、布は正絹本倭錦、 房はより房三段染めです。
天布(額帽、横布)、縦布とも 柄が途切れないように、
柄合わせをしております。
先日掲載の三枚の御簾(ブログNo.1409 )と三つ割りの御簾が、
由緒ある神輿の品位を一層高めるように思います。