御社用の御扉を製作しました。
御霊舎用の神壇の御扉を新調されます。
材質は桧材です。
幅36.8㎝高さ32.3㎝です。
扉の裏には、布筋紫胡蝶柄が入った戸帳を設えました。
神前幕を引き上げる揚巻房を製作しました。
房の長さが9寸(約27㎝)、平頭より房、
色は、やや明る目の紫色です。
揚巻房の『かたち』は、
神祭具の中でもバランスの取れた美しさがあり、
朱、赤、緑、古代紫、紫、白など様々な色合いによっても、
趣が異なります。
ブログNo.2315
別注)神壇 格子欄間 71×50×171cm
別注仕様で神壇を製作しました。
御霊舎をお祀りされます。
幅71cm 奥行50㎝高さ171㎝、
上部には格子欄間、御簾を設えます。
内部上段には御霊舎、下段と引き出しにはご神饌用の八脚案を据えます。
枠組み等は木曽桧材、下部の引き戸も桧の突板を使い、
質感の高い神壇に仕上がりました。
子ども用の千早をご用意しました。
御造営祭典の際に、緋袴、白衣の上にお召しになります。
普段とは違う『ハレ』の衣裳を召された子どもたちは、
緊張と嬉しさが交錯したはにかんだ様子で、
その姿を眩く見守る親御さんや村の方々の姿が目に浮かぶようです。