如月早朝の氷と白梅  

2019年2月19日 by sporder

 ブログNo.2891  
如月早朝の氷と白梅  

如月十八日  早朝の山の辺の道です。 

三寒四温と、 寒暖差の大きい日が続き、 
早朝の道沿いの田んぼでは、氷が張っています。 

その一方、白梅のつぼみがちらほらと見えはじめました。 

人気のない道で立ち止まると、 
ピンと張り詰めた冷たい空気感に中にも、
春がゆっくりと近づいてくる気配が感じられます。

 

 

 

扉金具 総八双 定木2本仕様 7寸5分 本金メッキ  

2019年2月17日 by sporder

ブログNo.2890
扉金具 総八双 定木2本仕様 7寸5分 本金メッキ  

社殿用の扉金具を製作しました。 

大型社殿の扉(660×680mm)に設えます。 

金具の全長が7寸5分(約225mm)、
扉金具の最多の配置となる総八双(そうはっそう)仕様です。

素材は銅地本金メッキ仕上げ、錺金具職人が一枚づつ毛彫り、
魚々子蒔き(ななこまき)によって仕上げる手造りの御品です。 

扉の中央に2本の定木が配されており、
それに合わせて、定木金具も2組ご用意いたしました。

賽銭箱 横型 1尺5寸 48×29×30㎝

2019年2月16日 by sporder

ブログNo.2889 
賽銭箱 横型 1尺5寸 48×29×30㎝

賽銭箱をご用意いたしました。 

幅48㎝奥行29㎝高さ30㎝、材質は栓材です。  

引き出しは側面に付き、
上部には桟が入っております。

八脚案 桧製 2段型 120×27×90,75㎝

2019年2月15日 by sporder

ブログNo.2888 
八脚案 桧製 2段型 120×27×90,75㎝ 

八脚案(神饌台、八足台)を製作しました。  

御祭典の際に社殿の前に、ご神饌用の案として設えられます。 

幅120㎝奥行27㎝高さ90㎝、75㎝の2段型です。 

材質は桧製、分解収納できるネジ式仕様です。

 

御簾 倭錦緑 より房 111×45(30㎝巻上パイプ入り)

2019年2月14日 by sporder

ブログNo.2887 
御簾 倭錦緑 より房 111×45(30㎝巻上パイプ入り)

 
御簾をお仕立てしました。 

神殿の外陣左右に設えられます。 

幅111㎝丈45㎝、竹は綿糸表編み、
布は交織倭錦緑梅鉢紋入り、房はより房3段染です。  

御簾の裾にパイプを巻き込んで質感を出し、
30㎝に仕上げております。

戸帳 上紡緞子 ぼかし萌黄  66×68㎝

2019年2月13日 by sporder

ブログNo.2886  
戸帳 上紡緞子 ぼかし萌黄  66×68㎝ 

戸帳をお仕立てしました。 

新しい社殿の扉内に設えられます。 

幅66㎝丈68㎝、生地は上紡緞子、布筋は萌黄ぼかし段〆、
中割れ・裏付き仕立てです。 

小葵の地模様が織り込まれた白い生地に、 
白から萌黄に変わるグラデーションの布筋が映え、
控えめながらも質感の高さが感じられる戸帳に仕上がりました。

 

三方(三宝) 木曽桧 7寸 

2019年2月12日 by sporder

ブログNo.2885 
三方(三宝) 木曽桧 7寸 

木曽三方をご用意しました。 

折敷の幅が7寸(約21㎝)、材質は木曽桧 柾目材です。  

柾目の木曽三方は、色合いも揃い、
柔らかで温かみのある、人肌のような美しさが感じられます。

提灯台 7尺 屋根なし仕様 吉野桧製 

2019年2月11日 by sporder

ブログNo.2884
提灯台 7尺 屋根なし仕様 吉野桧製  

提灯台を製作しました。 

神殿の玄関に据え、高張提灯を掛けられます。 

全高7尺(約210㎝)、材質は吉野桧材です。 

設置場所が軒先で、シンプルな形状をご指定いただきましたので、
屋根のない軸の立った形で製作いたしました。  

今回製作の提灯台は、 
ねじ止めのため分解収納していただくこともできます。

赤ぼんぼり 火袋張替 3尺

2019年2月10日 by sporder

ブログNo.2883
赤ぼんぼり 火袋張替 3尺  

赤ぼんぼりの火袋を張り替えました。

全高3尺(約90㎝)の大型のぼんぼりです。

長期のご使用で、火袋の赤布が破れ、骨の一部も損傷しておりました。 

専門職人の手により、骨を取替え、
 繊細な正絹羽二重の赤布を張って完成となります。

御簾 新倭錦 麻房 180×60㎝ 

2019年2月9日 by sporder

ブログNo.2882
御簾 新倭錦 麻房 180×60㎝ 

御簾をお仕立てしました。 

神殿に設えられます。 

幅180㎝丈60㎝、竹は綿糸表編み、
布は新倭錦赤、房は切房2段染です。  

倭錦は、多色に織り込まれた小葵柄が特徴で、
御簾をはじめ神祭具の定番文様でもございます。