ブログNo.3115
御簾 126×65㎝ 白地鶴柄 切房2段染
御簾をお仕立てしました。
神殿に設えられます。
幅126㎝丈65㎝、竹は綿糸表編み、
布は白地鶴柄緋色、房は切房2段染です。
白地に雲立涌の地模様が織り込まれた生地に、
緋色の向かい合う鶴柄が可憐で、
二段染の房の赤色も相まって、
紅白の対比が美しい御簾に仕上がりました。
ブログNo.3113
八脚案 スプルース製 160×50×50㎝
ジョイント金具仕様 2段型上段 3-2
八脚案を製作しました。
100×50×100㎝の案の前に、ご神饌用の案として据えられます。
幅160㎝奥行50㎝高さ80㎝、
材質は天板がスプルース材、脚部が吉野桧製です。
天板と脚は分解できるようにジョイント金具仕様でございます。
ブログNo.3108
Mikoshi-Renovation 11-11
子ども神輿 改修 完成(装飾付き)
鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。
当初のリノベーションプランを確認いたします。
①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。
③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。
約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。