ブログNo.3252
御社 5尺5寸 吉野桧製 2-2
御社は細部にわたって、丁寧に仕上げられております。
社台には、荷重がかかっても反らないように、底部に束が入り、
屋根は細い板を重ね張りして、質感高く仕上げております。
職人の技の一つの、御扉の開扉の際の軋み音も、
程よく響き随所に職人技の継承を見て取れます。
扉の後ろには、布筋が紫の戸帳を設え、
内部壁面3面には壁代をお取り付けいたしました。
内部中央には、高さを抑えた桧製の八脚案、
その上に紅白の布団を設えました。
ブログNo.3250
裃 青地鮫小紋 下がり藤紋入り 2-2
御祭典にお召しになる裃をお仕立てしました。
肩衣(上衣)(ブログNo.3249 )と
袴を合わせて裃(かみしも)と称されます。
袴も肩衣と同じ生地の青地の鮫小紋で
お仕立てしております。