弓張提灯を製作しました。
秋の神社の祭典に使用されるもので、正面には大字の頭文字
上部や側面には、区長、総取締、副区長、年番といった
地域独特の役職を記載しております。
裏面には、社紋の梅鉢を 黒の縁取りをした赤色で入れております。
祭の当日 日が暮れた境内に、各大字の世話人それぞれが、
火を灯した提灯を持って集まられる情景を思い浮かべると、
厳粛な雰囲気の中にも美しさがあり、『陰翳礼讃』に記されているように、
光と影(闇)との調和に『美』を見いだすの日本人の感性は、今も受け継がれているように思います。