祭具

賽銭箱 2尺5寸 金具付き 

2011年10月5日 by sporder

513
賽銭箱 2尺5寸 金具付き  

賽銭箱を製作しました。 
幅2尺5寸の大型のもので、拝殿前にしつらえられます。 

正面には御指定いただいた『奉賽』 
裏面には、奉納者、奉納年月日を入れております。  

また、上部の縁には本金メッキの飾金具(錺金)をお取付けしました。 

金具が付くことで、賽銭箱が重厚な雰囲気になりました。


しめ縄(しめなわ) 注連縄 (青藁製)

2011年10月4日 by sporder

512
しめ縄(しめなわ) 注連縄 (青藁製)

しめ縄を製作しました。 
神社の鳥居に取り付けらるもので、
青藁で編んだ全長330㎝ 直径10㎝の大しめ縄です。 

形状は、ごぼう型と呼ばれる、中央に膨らみのないまっすぐのかたちです。

しめ縄は、お正月前だけでなく、 
秋祭の前にお取替えされるところもありますので、 
9月から新藁を使ったしめ縄の製作が始まり、 
十二月半ば位まで職人が別注サイズを編み続けます。
(年内納品の大しめなわの御注文は、10月下旬ごろで終了いたします。)

三種神器  鏡袋  正絹菊七宝  

2011年10月2日 by sporder

511
三種神器  鏡袋  正絹菊七宝  

三種の神器の鏡袋を製作しました。
9月30日掲載の剣袋と対になるもので、布地は正絹の菊七宝です。

お取替えの際に開封すると、 
鏡の裏面に御奉納者の名や奉納年月日が刻み込まれていることがあります。 

裏の文字は、このような特別の時しか目にすることがありませんが、
御奉納者のお気持ちは永らえ、受け継がれていくように思います。

三種神器  剣袋  正絹菊七宝  

2011年9月30日 by sporder

509
三種神器  剣袋  正絹菊七宝  

三種の神器の剣袋を製作しました。

拝殿の真榊にしつらえた剣の袋をお取替えされるものです。 

古い袋を開封すると、
神社の歴史を感じさせる長尺の剣(1尺8寸約54cm)がおさめられておりました。

新調の剣袋は、
朱地に和の色が織り込まれた正絹の菊七宝と、

同系色の房紐が上品に調和しています。

紅白鈴緒と五色布

2011年9月21日 by sporder

500
紅白鈴緒と五色布  

紅白鈴緒と五色布を製作しました。 
全長8尺(約240cm)で、 
拝殿の正面に、紅白の糸鈴緒と五色布を重ねてしつらえられます。 

桐製の桝の付いた鈴緒の場合は、
御奉納者のお名前を彫りこむこともございますが、 
今回は桝がありませんので、五色布にプリントいたしました。  

五色の背景によって紅白の緒がより一層際立ち、 
ご参拝される方々にもその清々しさが伝わるように思います。

賽銭箱 栓材  『奉賽』 

2011年9月19日 by sporder

499
賽銭箱 栓材  『奉賽』  

賽銭箱をご用意しました。 
二十年毎の式年造営の際にお取替えされるもので、
寸法は幅1尺8寸(約55cm)で、材質は栓材です。 

正面と後面には、ご指定文字『奉賽』『式年造営 氏子中 年月日』 を
黒で入れました。

賽銭箱の正面には、『奉賽』の他に『賽銭』、『賽銭箱』、『奉納』を入れられるほか、
無地にされることもございます。

五色布(真榊用) 8尺 

2011年9月17日 by sporder

467
五色布(真榊用) 8尺   

真榊用の五色布をお仕立しました。
二十年に一度の村の神社の御造営にあたり、
真榊の五色をお取替えされるものです。
生地は光沢のあるミナロン(化繊)です。    

全長が8尺(約240㎝)に対して幅が6寸(18㎝)とやや狭い寸法ですが、
それが神社のしきたりになっています。

真榊の五色は、先端を三角に整えたものや、細く縛ったもの、 
布を二重にして、中央に五色の重なりを出したもの等、
先端の形状や、仕立にいろいろなかたちがあり、 
神殿をしつらえる神具の意匠と見ると、とても興味深いものがあります。

戸帳(壁代) 人絹緞子 3尺×8尺 

2011年9月16日 by sporder

496
戸帳(壁代) 人絹緞子  3尺×8尺

戸帳(壁代)をお仕立しました。
幅3尺(約90cm)丈8尺(約240cm)尺の長尺のもので、神殿にしつらえられます。

生地は、人絹緞子で、布筋は紫地に胡蝶柄を入れており、
仕立ては裏地の付かない単(ひとえ)仕立てです。

円座 渦巻き 2尺1寸 

2011年9月12日 by sporder

円座 渦巻き 2尺1寸  

直径2尺1寸の渦巻きの円座を製作しました。  

一週間前にも職人の親方と 円座の仕上げについて話す機会がありました。

 円座は、い草を湿らせて編み上げるのですが、 
編み上げ後、すぐに密封したり積上げてしまうと、
湿気が残っているためカビ等が出て、
せっかくの完成品が台無しになります。

かといって、完全に水分がなくなると、
い草自体に張りがなくなり、切れやすくなります。 

そういったことから、職人は、一枚づつ適度な水分を保持した状態で乾燥させ、色がやけないように注意をはらいながら、一枚一枚を丹念に仕上げていきます。

御輿台用 下幕 

2011年9月11日 by sporder

491
御輿台用 下幕   

御輿台の下部に巻く 幕を製作しました。

社紋の鎌まんじが、台の四面のそれぞれ中央になるように配置しております。  
生地はテトロン製で、軽さとしなやかさが特徴です。 

後日、準備の整った金具類と幕を御輿台にしつらえます。