祭具
2019年10月17日 by sporder
ブログNo.3107
Mikoshi-Renovation 11-10
子ども神輿 改修 完成(装飾前)
多数の職人の協力を得て、御輿の修復が完成いたしました。
一旦外しておりました金具類は、
再度お取り付けいたしました。
胴や鳥居部分は現状と同じように戻しましたが、
屋根と台輪は、漆塗り光沢と巴紋を際立たせるため、
金具を減らしております。
完成した神輿を、
少し離れて拝見するいたしますと、
光沢や輝き、補修箇所の納まりなど、
熟練の職人の手業が各所に盛り込まれているのがうかがえます。
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2019年10月16日 by sporder
ブログNo.3106
Mikoshi-Renovation 11-9
銘板 黒地 金色仕上げ 75×75㎜
今回の改修と新調の歴史がわかるように、
銘板の新調をご提案し、
製作いたしました。
幅高さ共に75㎜の正方形で、
黒地 文字は金色です。
盤面には、御神輿の新調年月日と、今回の改修年月日を入れました。
取り付け位置は、側面台輪部分でございます。
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2019年10月15日 by sporder
ブログNo.3105
Mikoshi-Renovation 11-8
子ども神輿 改修 漆と本金箔
今回の改修の見せ場(ブログNo.3099)の一つが、
専門の塗師による、黒漆と本金箔でございます。
特に 屋根と台輪部分は念入りに仕上げ、
漆面は鏡面のような光沢が出ております。
台輪の角や屋根の庇の飾り、蕨手上部の小鳥は、
本金箔で仕上げました。
丹念に仕上げた屋根・台輪に、
巴紋(ブログNo.3100 )が映え、
職人の熟練の手業が見て取れます。
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2019年10月14日 by sporder
ブログNo.3104
Mikoshi-Renovation 11-7
子ども神輿 改修
本坪鈴2寸3分(約6㎝) 本金メッキ
鈴棒の新調に伴い、
本坪鈴も新調いたしました。
現状の鈴は直径約5㎝程度で、
素材はアルミ製でございました。
鈴棒の太さにバランスが取れるように、鈴を大きくし、
揺れた時の音色や見た目の美しさ、耐久性を考慮し、
真鍮素材を本金メッキで仕上げました。
鈴を鈴棒に取り付ける房紐も、朱色をご用意いたしました。
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2019年10月13日 by sporder
ブログNo.3103
Mikoshi-Renovation 11-6
子ども神輿 改修 鈴棒(鈴紐) 朱色 1尺5寸(45㎝)
鈴棒を新調しました。
現状は紫色で綱状の鈴紐でございました。
③子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げるため、
紫から朱色に変更し、
形状も綱状から棒状に変更しました。
木製に生地に朱色の胴芯紐が巻かれた鈴棒は、
華やかさがあり、
御神輿を彩り豊かに引き立てます。
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2019年10月12日 by sporder
ブログNo.3102
Mikoshi-Renovation 11-5
子ども神輿 改修 大鳥修理
大鳥を修理いたしました。(羽根幅50㎝ 高さ35㎝)
尾が2本欠落し、
全体に接合箇所の緩みが出ておりました。
当初は欠損部分の補修で考えておりましたが、
末永くお使いいただけること、
高い質感を再現することを 職人と相談し、
頭部と胴部以外は、新調すること決めました。
現状よりも厚い地金を使用し、
細部にわたって装飾を施し、全体を本金メッキで仕上げました。
完成した大鳥は、全体の寸法は変わりませんが、
厚みのある地金と、美しい装飾によって、
格調高い大鳥に仕上がりました。
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2019年10月11日 by sporder
ブログNo.3101
Mikoshi-Renovation 11-4
子ども神輿 改修
現状では、
屋根下の垂木に多数の鎖が下げられておりました。
改修の見せ場の一つとして、本格的な
板瓔珞(いたようらく)を新規に製作いたしました。
スペースにバランスよく収まるように、
寸法を決め、
意匠は屋根や台輪と同じ、左三つ巴でございます。
板瓔珞は、
金属製の細かい装飾が施された盤面が細いワイヤーで結ばれており、
少しの揺れで、全体がうねる様な動きが出る、
神輿装飾の一つでございます。
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2019年10月10日 by sporder
ブログNo.3100
Mikoshi-Renovation 11-3
子ども神輿 改修
社紋 左三つ巴 銅地本金メッキ仕様
屋根と台輪に配された社紋が樹脂製でございました。
御神輿の質感を高めるため、
銅地本金メッキ仕様の社紋を製作いたしました。
現品は直径が75㎜でございましたが、
全体のバランスを考え、屋根は105mm、
台輪は90㎜に寸法変更しております。
社紋は、専門の金具職人の手によるもので、
銅板を打ち出して形状と整え、
本金メッキで仕上げる、手造りの御品でございます。
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2019年10月9日 by sporderブログNo.3099
Mikoshi-Renovation 11-2
子ども神輿 改修
寸法は、台幅44㎝ 蕨手幅70㎝ 露盤までの高さ76㎝、
子ども御輿としては、標準的な大きさです。
全体には大きな損傷は見えませんが、
大鳥の尾の破損、
屋根や台輪の塗装の劣化、
一部金具の損傷と欠落など、
経年による劣化が見受けられます。
今回の補修にあたり、3つの方針を立てて作業にのぞみました。
①原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、
各所に専門職人の技を取り入れる
②見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う
③子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる でございます。
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2019年10月7日 by sporder
ブログNo.3098
Mikoshi-Renovation 11-1
子ども神輿 改修
子ども神輿(御輿)の改修を承りました。
新調から約32年経過したお神輿です。
当初はお神輿を新調するお話もございましたが、
創建時にご尽力された方々に敬意をはらい、
地域の子どもたちにその歴史を伝えるために、
本格的な改修を選択されました。
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