神具

桐箱と覆

2011年11月19日 by sporder

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桐箱と覆   

御指定寸法の桐箱(12.5×8.7×9 cm幅×奥行×高さ)を製作し、
桐箱に、被せる覆いを、白地に小葵柄の地模様の入った
交織生地でお仕立しました(単仕立)。 

御社や社殿の中に 桐箱のまま納められることのございますが、 
覆いを掛けられることで、より丁寧な形となります。 

今回はご指定により、白地としましたが、 
他の色として、赤系、朱系、緑系、青系等がございます。

三方(三宝) 吉野桧 1尺1寸

2011年11月17日 by sporder

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三方(三宝) 吉野桧 1尺1寸  

三方を製作しました。 
幅1尺1寸(約33cm)の大型の三方で、材質は吉野桧です。 

吉野材の三方は、板目を使いますので、 
白太と赤みが混じる(源平)ことがあり、
その自然なコントラストが上品に見えます。  

ご家庭の神棚で御使用される5寸(約15cm)を傍に置くと、
大きさのちがいが良くわかります。 

大型三方は、大きな神殿だけでなく、 
これからの季節 お正月を迎えるお鏡用の台としても御注文を承っております。

円座 渦巻き 2尺3寸

2011年11月15日 by sporder

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円座 渦巻き 2尺3寸

円座を製作しました。
大きな神殿で御使用になるもので、
直径が2尺3寸(約70cm) の渦巻きです。

一枚づつ手仕事で編み上げられる円座ですが、
特に大型の渦巻きの円座は、熟練の職人であっても手間が掛かります。

畝が大きい分、手に取る僅かな草の量の誤差によって、
円形が歪み、編みが緩いと型崩れをおこします。

編み終わりに、畝の最後整えてを自然な形に仕上げることが、
熟練の職人の技になります。

 

笏(笏板) 木曽桧柾目

2011年11月7日 by sporder

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笏(笏板) 木曽桧柾目   

笏(しゃく)を製作しました。 
材質は木曽桧材の柾目で、
標準的な長さ(約38cm)のものと、短め(約30cm)の2種類です。 
厚みは、ごく僅かですが、厚めにしております。   

笏は、櫟(いちい)材をはじめいろいろな材質で製作されますが、 
無垢の桧には包み込まれるような白さがあり、
濁りのない澄み切った状態を感じます。

御霊帳箱(霊璽簿箱) 総桐製

2011年10月30日 by sporder

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御霊帳箱(霊璽簿箱) 総桐製  

御霊帳箱(霊璽簿箱)を製作しました。
(26.5×13×30.5㎝ 幅×奥行×高さ)  

教会の御霊様の御社におさめられるもので、材質は総桐材です。

大型で厚地の御霊帳2冊を立てて収納できるように、奥行も十分とりました。  

下部に三段の土台を付け、かぶせ蓋は若干の面取りをすることで、
 安定感のあるかたちに仕上がりました

戸帳(神棚後背用)  

2011年10月25日 by sporder

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戸帳(神棚後背用)  

神棚の後背にしつらえる戸帳をお仕立しました。 
生地は人絹緞子で、朽木柄が入り、
布筋は胡蝶柄入りの赤紫です。 

神棚の後背に戸帳や壁代をしつらえることで、御社が引き立つつともに、
より清らかな雰囲気に包まれるように思います。

大玉串(人工榊)

2011年10月24日 by sporder

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大玉串(人工榊)    

大玉串を製作しました。  
全長120㎝の大型の玉串です。 
玉串の全長や、ボリュームは御指定いただいて製作いたします。 

今回製作のものは、中心部が透けない程度に量感を出しています。

霊璽(御霊代、御霊箱) 覆(おおい)取替え  

2011年10月23日 by sporder

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霊璽(御霊代、御霊箱) 覆取替え

霊璽(御霊代、御霊箱)の覆いをお取り替えしました。
赤系、青系、白系の錦や金襴の中から、
青系の金襴をお選びいただき、お仕立てしました。

霊璽の覆いは、布だけのものや、
神鏡、飾り房等の付いたものなど各種の仕様がございます。

御霊の社(御霊舎)に納められた霊璽は、
参拝される際にも目に触れるものではありませんが、
年祭など節目の時に覆いをお取替えされることは、
御霊を偲ぶ意味でも良きことであると思います。

中啓 金銀 桔梗柄  

2011年10月19日 by sporder

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中啓 金銀 桔梗柄  

中啓をご用意しました。 
朱塗りの骨に 表裏が金銀で、草花の図柄が描かれています。 
今回はご指定により、桔梗柄を描いております。  

金銀の背景に控えめに彩色された模様が、
中啓の美しさをより引き立てています。


御幌(とばり・みとばり)  白

2011年10月16日 by sporder

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御幌(とばり・みとばり)  白 

御幌を製作しました。  
社殿の扉内にしつらえれれるもので、 
生地は地模様入りの人絹緞子で、総角(房)は、紫です。 

純白無垢の生地に紫の総角が映え、 
神様が御鎮まりくださるにふさわしい、清々しい佇まいになるように思います。 

生地は、白系以外にも、赤系(ブログNo.264)で製作することもございます。