神具
2011年7月1日 by sporder428
御神体覆(ごしんたいおおい) 人絹緞子
御神体の覆(おおい)を製作しました。
御社の修復を機に、覆を新調されたものです。
布地には、人絹緞子に朽木柄を入れ、 布筋は紫地の胡蝶柄入りです。
正面は、上に引き上げることのできる、前開き仕様です。
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2011年6月29日 by sporder426
八脚案(神饌台)木曽桧製
八脚案(神饌台)を製作しました。
ご家庭の神棚にすえられるもので、材質は天板が木曽桧、脚部は吉野桧です。
寸法は84×20×12cm(幅×奥行×高さ)です。
低型の八脚案として、全体に整ったバランスのように思います。
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2011年6月26日 by sporder423
看板板 木曽桧製
看板板を製作しました。
厚み1寸(約3cm)の木曽桧材を使用しております。
お客様のご指定で、木曽桧板目の1枚板です。
裏面には、釘穴を掘り込んでおります。
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2011年6月24日 by sporder421
家紋(木製) 丸に橘
『丸に橘』の家紋を製作しました。
神棚の上部中心に付けられるもので、直径9cm、材質は木曽桧材です。
丸枠や橘を単に切り出すだけでなく、 彫りを入れ、立体感が出るように、膨らみを持たせています。
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2011年6月21日 by sporder418
唐櫃(からひつ)
桐材で唐櫃を製作しました。
幅26×奥行21×深さ22cmの大型の唐櫃です。
唐櫃は、御神体や御神宝など大切なものを納めるため、
吸湿性があり、木の油分(ヤニ)が出ない材質ということで、
旧来より桐材がよく用いられています。
本体に深さがあるため、脚部を短くすることで、
重心の低い安定感のあるかたちに仕上がりました。
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2011年6月19日 by sporder416
八脚案 木曽桧
木曽桧材の八脚案(八足)を製作しました。
組み立てて眺めたところ、普段以上に安定感のある美しさを感じました。
再度寸法を確認してみると、 幅40 奥行30 高さ30cmで、
側面からは正方形、
正面、上面からは、大和比(白銀比)に近いかたちになっておりました。
大和比や正方形は、日本の美しいかたちとして
古来より社寺建築や調度品など身の回りの様々なところにに取り入れられており、
日本人が自然と、安定感やバランスの良さを感じる割合であるといえます。
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2011年6月17日 by sporder415
賽銭箱 縦型 縁なし
縦型の賽銭箱を製作しました。
材質は、ご指定により桧の突板(厚張り)を使用し、
寸法は、幅奥行とも33cm、高さ75cmの大きいサイズです。
通常縦型の賽銭箱は、上部に中心を刳りぬいた折敷を使用しますが、
今回は、縁を付けないようにとのご指定で、直方体のかたちになりました。
安定が良いように、胴幅より広めの座を付けております。
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2011年6月15日 by sporder413
軾 (ひざつき) 繧繝縁 二方縁
軾 (ひざつき)を製作しました。
標準の仕様は高麗縁ですが、 伝統の祭事にお使いされるということで、
繧繝布の二方縁でお仕立しました。
繧繝の華やかな縁がつくことで、
軾 (ひざつき)の敷かれた場所がより引き立つように思います。
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2011年6月9日 by sporder407
円座 渦巻き 2尺1寸
円座を製作しました。 直径2尺1寸(約64㎝)の渦巻きです。
先日も、円座職人の親方と話す機会があり、
寸法違いの編み難さの話題になりました。
円座は、分業で仕上げるのではなく、一人の職人が自分の感覚のみで編み上げて完成させます。
同寸法同仕様のものを編み続ければ、編む感覚が一定化してスムーズに編み上げることができます。
しかし、手馴れた寸法から直径が1寸でも変わると、
手に取る草の分量と、編み込む指の感覚を変えて調整しなければならず、
数十年のベテラン職人でさえも一部の者しか対応できません。
そのような話を聞いて、仕上がった円座を見直すと、
製作の苦労を微塵も感じさせない綺麗に編み上げられた円座に、プロの職人の意気を感じます。
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2011年6月7日 by sporder406
御簾房 切房 紅白二段染め
御簾房を製作しました。
紅白2段染めの切房で、
房本体の長さは、7寸(約22cm)です。
御簾の巻上寸法は、鈎(かぎ)の寸法と紐の長さによって決まります。
紅白の房の中で、金色の金具が品の良い上質感を醸し出しています。
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