神具

円座 渦巻き 2尺5寸  

2012年1月25日 by sporder

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円座 渦巻き 2尺5寸

円座を製作しました。

直径2尺5寸(約76㎝) の大型の円座で、 編み方は渦巻きです。

円座は1尺8寸より 1寸刻みで製作しておりますが、
2尺5寸が最大の寸法となります。

円座は大きくなるほど、腰が柔らかくなる傾向にあります。

張りのある円座を作るために、職方は、
力と根を込めて 一編みごとにしっかりと締めて、
編み上げます。

 

祝詞袋(のりとふくろ) 正絹菊七宝柄 

2012年1月24日 by sporder

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祝詞袋(のりとふくろ) 正絹菊七宝柄   

祝詞袋を製作しました。 

布は正絹地の菊七宝柄です。 

祝詞袋は、全ての工程を手仕事で進めるわけですが、
特に 布地の歪みを補正しながら、
木型に合わせて ふっくらとした柔らかなラインをつくるのが、 
職人の技といえます。

胡床(相引) 楢樫製 赤交織倭錦 

2012年1月23日 by sporder

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胡床(相引) 楢樫製 赤交織倭錦  

胡床(相引)を製作しました。 

脚部の素材は楢材で、布は赤色の交織倭錦です。 

胡床は白地の帆布張りが一般的ですが、 
座面の布の変更や、脚部の黒塗り、
飾り金具等を取り付けることで、趣が大きく変わります。 

白木の脚部と、赤倭錦の対比が上品です。

桐製 木札箱 

2012年1月21日 by sporder

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桐製 木札箱   

木札を収納する箱を製作しました。 

材質は桐材で、木札を立てて収納されるため、
 縦長の形状で、正面は引き上げ式にしました。  

桐材は、
恒湿作用があり ヤニ(油分)が出ず、難燃性で防虫効果も高いことから、 
貴重品の収納に適した素材です。

専門の桐職人の手によって、
隙間の無い、緻密な仕上がりの箱が出来上がりました。

丸提灯 柄付き   

2012年1月19日 by sporder

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丸提灯 柄付き   

柄付きの丸提灯を製作しました。 

1月15日のとんど(どんど焼き、左義長)の火を
家に持ち帰るためにお使いにされるもので、
地の提灯に黒塗りの竹の柄が付いています。 

とんどの火を持ち帰り、竈やお風呂の火種として入れたり、
お餅を焼いたりして無病息災を願う習慣が、地域の伝統して残っています。

御簾房 より房 紅白2段染め 

2012年1月13日 by sporder

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御簾房 より房 紅白2段染め   

御簾房を製作しました。  
紅白2段染めのより房で、 
ご指定の巻上げ寸法に合わせて、紐の長さを調整しております。  

一房づつ職人の手によって、手染めされた赤色には
深紅(ふかきくれない)といえるような深みがあり、 
白色との取り合わせが上品で 
御簾に合せるとより引き立ちます。

厚畳 白麻縁(四方縁) 

2012年1月9日 by sporder

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厚畳 白麻縁(四方縁)   

厚畳を製作しました。

縁には白麻布を使用し、四方に取り付けております。  

厚畳は、繧繝縁や高麗縁で仕上がることが多いのですが、 
白麻縁の厚畳は、 清楚でありながら、
格調の高い仕上がりになったように思います。

御幣

2011年12月31日 by sporder

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御幣

御幣を製作しました。  
毎年年末にお取替ええさせていただくもので、
奉書を複数枚使用して、厚みのある御幣になっております。 

御幣かたちは、神社・神殿や地域によって  
切り方、角度、紙の枚数等が異なり、 
それぞれに受け継がれた形がございます。  

師走の光が差し込む静寂の神殿で、
座して御幣をながめると、
喧騒から隔離された空間の中で、心休まる感じがします。

社殿内のしつらえ (天蓋、厚畳、白布団、壁代、戸帳)

2011年12月30日 by sporder

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社殿内のしつらえ (天蓋、厚畳、白布団、壁代、戸帳)   

社殿内をしつらえました。 
お正月を迎えるにあたり、新調されるもので、 
壁面には壁代(ブログNo.589 )、床には厚畳(ブログNo.587 )
その上に白布団(ブログNo.587 )を敷き、
天井からは天蓋(ブログNo.588 )を下げています。 

天蓋の中には、新調の白の羽二重で包まれた
御神体がお鎮まりになります。 
扉裏からは、戸帳(ブログNo.589)をしつらえました。  

師走の日の光が、春日造りの社殿の中をを柔らかく照らし、
白の生地が輝いています。

戸帳と壁代(社殿内のしつらえ)

2011年12月29日 by sporder

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戸帳と壁代 

戸帳と壁代をお仕立しました。 
社殿内のしつらえとして、 
戸帳は正面扉に、壁代は三面の壁面に付けます。  

戸帳は、地模様入りの厚みのある上紡績緞子で、朽木柄入り、
布筋は赤紫の胡蝶柄入り、仕立は裏付きです。 

壁代は、布筋を入れず、朽木柄のみの 単仕立てです。 

四面が白の布で囲まれた社殿内部は、より清浄な空間となります。