神具
2012年2月20日 by sporder633
五色布(真榊用)
五色布をお仕立しました。
拝殿の真榊に、三種神器と共にしつらえられるものです。
素材はしなやかで、光沢の美しいミナロンです。
既製品は、1尺(約30㎝)刻みに各寸法がございますが、
ご指定により5尺5寸(約165㎝)で仕上げました。
五色布の形状は、各布が向かい合うようにしたもの(今回のお仕立)や、
5色の布を重ねただけのもの、先端が三角や、束ねたもの など
いろいろな『かたち』がございます。
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2012年2月16日 by sporder630
戸帳 上紡緞子 布筋両面
戸帳をお仕立しました。
大型の社殿にしつらえられます。
上紡緞子の生地に朽木柄を摺りこみ、
布筋は赤紫の胡蝶柄入り、 仕立は裏付きです。
今回の戸帳は、布筋を両面にして、巻き上げることができるようにしております。
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2012年2月15日 by sporder629
薄縁 繧繝四方縁
薄縁をお仕立しました。
社殿の内装としてしつらえられるものです。
布は、上質の繧繝布、仕立は袷仕立、縁は四方につけております。
繧繝は濃淡の層をなすように織り上げられた意匠で、
縁の中では、最も格式の高いものと位置づけられています。
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2012年2月14日 by sporder628
簡易祭壇 三段型 天板スプルース材
祭壇を製作しました。
組み立て分解のできる簡易型で、天板はスプルース材です。
天板の厚みは、
八脚案と同じ(3cm)にすると重くなり、携帯性が損なわれるため、
やや薄めにしております。
高さもご指定により、標準寸法よりやや低目に設定しました。
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2012年2月13日 by sporder627
桐箱 印籠蓋
箱を製作しました。
御神石を納められるもので、材質は桐材、蓋は側面が揃った印籠蓋です。
今回は、御神石を納め人目にふれないように、
胴を深め(蓋を浅め)にしましたが、
納めるものを見やすくする場合には、
胴を浅め(蓋を深め)にすることもございます。
桐箱職人の手によって、細部まで丁寧に仕上げられています。
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2012年2月4日 by sporder619
額受布団(額ふとん) 赤正絹羽二重地
額受けの布団をお仕立しました。
大型の額にしつらえられるもので、
底部の長さは30cm、高さを押さえ気味に仕上げました。
布は赤色の正絹羽二重生地です。
桧材の額縁の白木色に正絹羽二重の赤色が引き立ちます。
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2012年2月1日 by sporder617
鈴緒 紅白布巻き 全長40cm ご奉納者名入れ
鈴緒を製作しました。
末社様の社殿にしつらえられるもので、
全長40cmの小型の鈴緒です。
鈴緒の枠に、御奉納者のお名前や、年月日を彫り込むこともできますが、
今回の鈴緒は枠が小さいため、苗字の二文字を入れました。
紅白の鈴緒は、清楚で慎ましやかな感じがします。
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2012年1月29日 by sporder614
扇箱(扇用桐箱)
扇箱を製作しました。
扇を1対収納保管されるもので、
材質は桐材を使用しております。
箱の製作は、精度が要求され、
職人の技量が問われる かたちのひとつです。
今回も上蓋が滑らかに閉まり、
閉まった状態では上蓋の境目がわからないくらい
『きちっと』仕上がりました。
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2012年1月27日 by sporder612
大型折敷(おしき) 吉野桧
折敷を製作しました。
材質は吉野桧材です。
通常 折敷や三方は、縁の外から外が寸法が基準となりますが、
今回は 縁の内寸のご指定寸法(36㎝)でおつくりしました。
横に並べた5寸三方と比較しても、その大きさがわかると思います。
折敷の縁の角は、表に出ない僅かな部分を残して切り込みを入れ、
伝承の技で曲げることで生まれる穏やかな曲線は、職人の技といえます。
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2012年1月26日 by sporder611
桧扇 扇面割れ 修理
桧扇を修理しました。
経年のご使用で、扇面の一部が割れ、
糸からはずれておりました。
扇面は、白木の薄い柾目板のため、
落としたり、強く開いても損傷しやすい 繊細な箇所です。
専門職人の手によって、新しい薄板の両面に彩色が施されたあと、
破損箇所と差し替えられ、糸で丁寧に綴じ直されました。
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