神具

額表装(扁額) 

2011年8月9日 by sporder

463
額表装(扁額)  

額を表装し、枠を新調しました。 
ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、 
本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。 

白地に金色の覆輪が入ることで、
清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。

幕 テトロン 梅鉢紋入り

2011年8月7日 by sporder

472
幕 テトロン 梅鉢紋入り

幕を製作しました。
寸法は 幅150cm 丈60cmです。
生地は、テトロンで 紫色に染め、丸に梅鉢紋を白で染め抜いています。

テトロン生地は、天竺等の綿生地やテトロン縮緬に比べ、
軽くてしなやかな風合いです。

今回は、紫色の揚巻(房)を組み合わせましたが、
その他にも、赤、緑、白、朱色等があり、
房の色が変わるだけで、 幕全体の趣も大きく変わります。

壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう) 

2011年7月28日 by sporder

452
壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう) 

ご家庭の神床の壁代をお仕立しました。 
御霊舎をお祀りされるにあたり、神床をより神聖な場とされるため、
神床の三面(後面と両側面)に設えらるものです。 

お仕立は、人絹緞子の生地に紫色の布筋を入れております。 
布筋は、三面の寸法に合わせてバランスよく収まる位置に取り付けました。 

壁代に囲まれた御霊舎は、
『凛』ということばがふさわしい、気高い雰囲気に包まれています。

御神体箱(桐箱)と白座団(白羽二重) 

2011年7月24日 by sporder

448
御神体箱(桐箱)と白布団(白羽二重)  

御神体箱と白布団を製作しました。 
御神体箱は、桐製のかぶせ蓋で、底部に繧繝布を敷いています。

御神体箱の下に敷かれる布団は、白の羽二重布でお仕立てしました。 
布団の寸法や厚みも、前回の御造営の時と同寸同仕様でお仕立しています。 

桐材と白羽二重の組み合わせは、
穢れのない神聖なかたちをあらわしてるように感じます。

三方 吉野材 胴太  

2011年7月23日 by sporder

447
三方 吉野材 胴太  

胴太の三方を製作しました。 
材質は、吉野桧材です。 
天(折敷)の寸法が、8寸、6寸に対して、
2サイズ大きい1尺用、8寸用の胴(脚部)を取り付けております。

胴が太いため、安定感のあるかたちになりました。

おかきさげ収納箱 桐製 

2011年7月20日 by sporder

444
おかきさげ収納箱 桐製  

おかきさげの収納箱を製作しました。 
おかきさげを立てた状態で収納できるように、前面は引き上げ式です。 
材質は総桐材で、ご指定により正面に梅鉢紋を入れております。

桐材には、桧材とは違う穏やかな風合いがあります。


遠山三方(遠山型三方) くり無し

2011年7月16日 by sporder

441
遠山三方(遠山型三方) くり無し  

吉野桧材で、遠山三方を製作しました。 
遠山三方は、普通の三方に比べ脚部が低いもので、
ご指定のより 刳りを入れておりません。 

刳りのないかたちが、とても新鮮に思え、
シンプルな形ゆえに、吉野材の美しさが引き立ちます。

赤ぼんぼりの台  

2011年7月15日 by sporder

440
赤ぼんぼりの台  

赤ぼんぼりの台を製作しました。 
赤のぼんぼり位置を上げるために、神殿に据えられるもので、材質は桧材です。
高くしすぎると、ぼんぼりの安定が良くないので、 
高さをやや抑え30cmとしました。 
正面には、梅鉢の紋を入れております

石の置き台(石置き台)  

2011年7月13日 by sporder

438
石の置き台(石置き台)  

桧製の石置き台を製作しました。 
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。

ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。 

  

円座 組編み(トビ) 2尺2寸 

2011年7月11日 by sporder

436
円座 組編み(トビ) 2尺2寸

円座を製作しました。
直径2尺2寸の組編みです。

2尺1寸以上の寸法は受注製作品で、
今回のお品も職人が手造りで編み上げるため、お時間を頂戴しました。
色合いの揃った綺麗な円座に仕上がりました。