神具

扇 和紙張り  9寸十本骨 金丸 本金箔押し  

2012年11月20日 by sporder

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扇 和紙張り  9寸十本骨 金丸 本金箔押し  

扇を製作しました。 
和紙張りで、全長9寸(約27cm)十本骨、 
両面の中心に『金の丸』を入れました。

金は塗りも出来ますが、
今回製作の扇は、より上質の本金箔押し で仕上げております。

白地の和紙と、控えめに光る本金箔の色の取り合わせに、
気品が感じられます。  

諭達額(白木額縁) 吉野桧製 

2012年11月17日 by sporder

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諭達額(白木額縁) 吉野桧製   

諭達を納める額を製作しました。 

寸法は 幅84.2cm、高さ60.4cm、
材質は吉野桧材です。 

太めの材を使用しておりますので、 
どっしりとした重みを感じる額縁に仕上がりました。 

額縁は木曽桧材でも製作いたします。

平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用 

2012年11月14日 by sporder

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平釣太鼓台(平吊太鼓台) 吉野桧製 1尺4寸用  

平釣り太鼓の台を製作しました。 

直径1尺4寸(約42cm)の太鼓用です。 

標準仕様はラワン材にニス仕上げですが、
今回は全て桧材(吉野桧)を使用しております。 

太鼓の大きさに釣り合うように、
脚部、柱等を標準寸法より太めに仕上げました。 

清々しい神殿に相応しい、
『無垢』を感じる太鼓台が完成したように思います。


御簾房 より房二重頭  6寸 こげ茶 菊結び

2012年11月12日 by sporder

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御簾房 より房二重頭  6寸 こげ茶 菊結び  

御簾房を製作しました。 

茶系の御簾布地に合わせて、染め分けをしない こげ茶一色、
結びは揚巻でなく、菊結びです。 

房自体は地味な色ですが、
二重頭の網目から見える金色と金具の色が、
焦げ茶と品よく釣り合い、 
菊結びが華を添えています。

神前幕 綿厚地(9A) 900×140㎝ 社紋入り(下がり藤)  

2012年11月9日 by sporder

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神前幕 綿厚地(9A) 900×140㎝ 社紋入り(下がり藤)  

神前幕をお仕立しました。 

拝殿に設えられるもので、全長900㎝、丈は140㎝です。 

素材は厚みのある綿地(9A)で、濃い紫で染め上げ、
下がり藤の社紋と、奉納者名を白で染め抜いています。 

社紋は、拝殿左右の蔀度(しとみど)の中心に合うように配し、
幕の長さに劣らぬように大きく染め抜いています。 

右端には 八大字の氏子総代の方々のお名前を、
二段組みで入れました。

中央で巻き上げる房は、明るい紫の平頭揚巻房を御用意しました。

五色吹流し 5.5m

2012年11月7日 by sporder

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五色吹流し 5.5m  

五色の吹流しをお仕立しました。 

祭典時に境内に掲揚されるもので、
全長5.5m、直径は約54cmです。  

素材は、綿とナイロンの2種類できますが、
今回はナイロン製でお仕立しております。 

陰陽五行説において森羅万象を表すとされる『五つの色』は、 
吹流し、真榊、神楽鈴の垂れ、幣帛、御幣、幕など 
祭神具に多用されています。

白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様 

2012年11月4日 by sporder

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白木ぼんぼり 十字足 1尺5寸 ローソク仕様   

白木ぼんぼりをローソク仕様に変更しました。  

高さ1尺5寸(約45cm)で、脚は十字足です。  

火袋にローソクの炎が近付かないように、
火皿の位置を高めにしております。

刀袋 新倭錦 朱房紐付き 

2012年11月1日 by sporder

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刀袋 新倭錦 朱房紐付き   

白鞘の刀を納める袋をお仕立しました。 

御神前に御奉納されるものです。 

全長30cm、生地は赤の新倭錦,
房紐は朱色で揚巻を結んでいます。 

多色の小葵柄が織り込まれた赤色の生地に、
朱色の紐と房が添えられて、
華やかさが引き立っています。

戸帳 赤地 紫布筋 中割れ 裏付き仕立

2012年10月30日 by sporder

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戸帳 赤地 紫布筋 中割れ 裏付き仕立 

戸帳をお仕立てしました。 

御社の扉内側の、戸帳をお取替されるものです。 
 
幅48cm、布地は赤色で、布筋は紫に白で胡蝶柄が入っています。 

中央の布筋に隠れていますが、 
戸帳の真ん中が開くように、中割れ仕立てをしております。 

古代小葵の地模様が織り込まれた赤布に、紫の布筋が映えています。

太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め

2012年10月26日 by sporder

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太鼓房 9寸平頭 古代紫二段染め   

太鼓房を製作しました。 

太鼓の左右に設えられるもので、 
房本体の長さは寸(27cm)です。 

房頭は御指定により平頭、
色は古代紫の二段染めで仕上げております。

職人の熟練の手技によって、
紐は程よい大きさの 揚巻と菊に結び上げられています。