神具
2014年9月9日 by sporder ブログNo.1452
鈴緒 麻垂れ(下タレ) 取替え
鈴緒の麻垂れをお取り替えしました。
全長7尺(約210cm)の鈴緒で、白色本麻製です。
長年のご使用で麻タレが擦り切れている状態でした。
古いタレ部分を取り除き、天然の本麻を使って麻垂れを
標準寸法でお取り替えしております。
着色されていない生成りの天然麻は、自然そのものの美しさが感じられます。
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2014年9月7日 by sporderブログNo.1451
御簾 綿糸表編み 交織倭錦 より房三段染め 54×56cm
御簾をお仕立てしました。
社殿の扉内に設えられます。
竹は綿糸表編み、布は交織倭錦、
房はより房三段染めです。
幅54cm、丈56cm、裏面に赤裏を付ける赤裏仕立てでお仕立てしております。
三段染めのより房は、房自体の質感も高く、
赤の倭錦の中で黒色が全体を際立たせています。
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2014年9月6日 by sporder ブログNo.1450
標木 木曽桧柾目 厚板仕様
標木を製作しました。
先が尖った形状で、材質は木曽桧材の柾目です。
寸法は、全長154mm 幅39mm 厚み9mmです。
標準の厚みが3~5mmですので、9mmはかなり厚く見えます。
木目はそれぞれ異なりますが、
その一枚一枚に柾目の美しさが感じられます。
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2014年9月5日 by sporderブログNo.1449
拍子木 特上紫檀製 7寸5分 白紐付き
拍子木を製作しました。
全長7寸5分(約21.5cm)、
材質は紫檀の中でも特に響きの良いものを選別した特上紫檀材です。
下部には穴を開け、太目の白紐をお付けいたしました。
拍子木の製作は、材料の加工から塗装で完成ではなく、
出来上がった拍子木が最良の音が出るように、
二本の組み合わせを瞬時に決めるのが熟練の職人技です。
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2014年9月4日 by sporderブログNo.1448
遠山三方 8寸 吉野桧製 刳りなし仕様
遠山三方を製作しました。
折敷の直径が8寸(約24cm)、材質は吉野桧材です。
通常正面と側面の三面に刳りを入れますが、
今回はご指定により刳りなし仕様で、脚の幅も広めにしております。
吉野桧特有の、紅白の色合いが美しい遠山三方に仕上がりました。
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2014年9月1日 by sporderブログNo.1446
袖御簾 赤地金紋 切房紅白二段染め
御簾をお仕立てしました。
神殿の奥、御社の左右に設えられます。
幅42cm、丈107cm、竹は綿糸表編み、
布は赤地金紋寿、房は紅白2段染めの切房です。
金紋柄は、常時輝いているのではなく、
光の当たり具合によって金紋が浮き出るように見え、上品な光沢があります。
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2014年8月31日 by sporderブログNo.1445
鈴緒 麻垂れ取り替え
鈴緒下部の麻垂れをお取り替えしました。
全長8尺(約240cm)三色布巻きの鈴緒が、長期のご使用によって擦り切れ、垂れ部分が殆どなくなっている状態でした。
設えた時に、本麻に隙間が出来ないように、麻緒を何重にも重ね、
垂れの全長を標準寸法より長く仕上げました。
8月末の雲ひとつない抜ける様な青空のもと、
拝殿中央に鈴緒が、凛とした佇まいで納まりました。
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2014年8月30日 by sporderブログNo.1444
大玉串(人工大榊) 4尺(約120cm) 大玉串(人工大榊) 4尺(約120cm)
大玉串(大榊)を製作しました。
全長4尺(約120cm)の大型の玉串です。
本物の榊葉と間違えるような、精巧にできた人工榊葉を使用しております。
榊葉を幾重にも重ねる合せることで、質感のある大榊に仕上がりました。
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2014年8月29日 by sporderブログNo.1443
門帳(戸帳) テトロン無地 布筋:赤紫胡蝶柄入り、朽木入り
270×55cm 単仕立て
門帳(戸帳)をお仕立てしました。
拝殿正面に設えられます。
幅270cm、丈55cm、生地は地模様の入らない白テトロン地、
布筋は赤紫胡蝶柄入り、朽木摺り柄入り、
仕立ては裏地のつかない単(ひとえ)です。
布地(主に白色)に、布筋(紫、赤など)を付けて仕立てたものは、
総称して戸帳と呼ばれますが、
設える場所によっては、壁代(かべしろ・・・・社殿内側壁面等)、
門帳(もんちょう・・・神殿、拝殿等の上部に設えられ、丈が短いもの) など呼称が変わります。
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2014年8月28日 by sporderブログNo.1442
見台房 正絹 7寸 白
義太夫で御使用される見台の房を製作しました。
頭から下が7寸(約21cm)で、
素材は正絹、色は白です。
見台は、単なる台本を置くための台としてだけでなく、
精巧にできた木製の生地に、漆塗り、金箔押し、螺鈿、蒔絵、錺(かざり)金具等、
日本の伝統工芸の技法が集約集約されたもので、
舞台の設えとしても不可欠であり、
特有の存在感が感じられます。
房は台本を置く板の裏面左右に付けられた金具に掛けられます。
新調の純白の房が加わることで、 見台が一層格調高く見える事と思います。
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