修理・修復

太鼓塗り替え 2尺 片面 上塗り

2021年11月8日 by sporder

 

ブログNo.3731 
太鼓塗り替え 2尺 片面 上塗り

太鼓を塗り替えました。 

長年のご使用で、片面の金箔が剥がれ、
黒い漆部分にも割れが生じておりました。
 
専門職人の手により、下地が整えられ、
黒漆で仕上げた後に、
本金箔で『左三つ巴』が描かれました。  

石帯 紐取替え  正絹白紐

2021年10月28日 by sporder

ブログNo.3721 
石帯 紐取替え  正絹白紐

石帯の紐をお取替しました。 

長期のご使用の中での紐の汚れと、化繊素材のため結びが解けやすいことから、 
解けにくい紐をご指定いただきました。 

結びやすくて解けにくい、正絹の白紐にお取替いたしました。

白木ぼんぼり 火袋張替え

2021年9月8日 by sporder

ブログNo.3679 
白木ぼんぼり 火袋張替え  

白木ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

全高1尺5寸(約45㎝)の火袋です。 

火袋の形状は、火袋の骨に反りのある朝顔型です。 

現状の紙を外し、全体を掃除したうえで、
破れにくい樹脂製和紙を張って仕上げました。

笙(本管) 内部清掃+洗替え調律 

2021年8月1日 by sporder

 

ブログNo.3651 
笙(本管) 内部清掃+洗替え調律 

本管の笙を調律いたしました。 

二十年以上ご使用せずに、
先代が大切に保管されていた御品です。 

調律する前に内部を洗浄し、
その後洗い替え調律を行いました。

 先代の思いのこもった御品が、吹ける状態に戻りました。 

これから時間をかけて、細部の修理を進められることと存じます。

 

小田原提灯張替 金縁 30×100㎝ 

2021年7月21日 by sporder

ブログNo.3641 
小田原提灯張替 金縁 30×100㎝  

小田原提灯を張り替えました。 

直径30㎝長さ100㎝です。 

表は『御神燈』、後は『氏子中』を、
楷書ではない柔らかな書体で書いております。 
上下の枠は布張りがなされており、
張り替え前に、破損個所の補修と色を付け直しました。 

金色の枠が小田原提灯を一層引き立ているように見えます。

角椅子(新婦用) 脚修理

2021年4月16日 by sporder

ブログNo.3560 
角椅子(新婦用) 脚修理 

結婚式場でご使用される、新婦様用の角椅子を修理いたしました。 

長年のご使用で、脚部先端が欠け、
金具の一部が欠損しておりました。  

脚の木部の欠損部分を加えて塗装し、金具も補充いたしました。 

安全確保のために、細部を確認いたしましたが強度面でも問題がなく、
全体をクリーニングしてお納めいたしました。

立烏帽子(張貫立烏帽子) 修理 

2021年3月15日 by sporder

ブログNo.3534 
立烏帽子(張貫立烏帽子) 修理  

立烏帽子を修理しました。 

長期のご使用で内部の「ちち」(紐を通す輪)が切れ、
前部の内張り(ビロード)と
後部の「共紐(ともひも)」も劣化しておりました。 

専門職人の手により、「ちち」と「共紐」、
内張りは新しものにお取替されました。 

今回の御修理で、永くご使用していただけることかと存じます。

社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し 

2021年3月6日 by sporder

ブログNo.3526 
社殿内 調度修理  剣 1尺 本金メッキ直し  

社殿内調度の剣を本金メッキ直ししました。 

木製の台の上に、剣を立てて奉納されておられます。 

全長1尺(約30㎝)の金属製です。 

御造営の度に何度も手直しされた跡が残る御品でございました。 

専門職人の手により、美しい輝きに戻りました。

表面にわずかに残る起伏からは、長年の歴史を感じ取れます。 

社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し 

2021年3月5日 by sporder

 

ブログNo.3525 
社殿内 調度修理  神鏡 7寸メッキ直し  

社殿内調度の神鏡をメッキ直ししました。 

御造営改修に伴い、社殿を新調されます。  

神鏡の直径が7寸(約21㎝)の裏付き仕様です。 

すべての御品を新調するのではなく、
歴史を伝える御品の一部は修理をするご選択をされました。 

専門職人の手により丁寧にメッキが施され、美しい輝きが戻りました。

太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

2021年3月4日 by sporder

ブログNo.3524
太鼓塗り替え 1尺6寸×7寸 本漆上塗り本金箔仕上げ   

太鼓を塗り替えしました。 

直径1尺6寸(約48㎝)奥行7寸(約21㎝)の太鼓です。

長期のご使用で太鼓面の漆と金箔が剥げておりました。 

専門の塗師にって、塗り替え作業が行われました。 

表面の漆をはがし、下地を整えたうえで黒の本漆で仕上げます。

漆が乾くと太鼓面には左三つ巴を金箔で描き、
側面もすべて金箔で仕上げております。 

太鼓面への塗りは、高度な塗の技術が必要となります。 

厚く塗りすぎると割れの原因になり、薄すぎると光沢が出ません。 

楽器としての目的を果たしながら、
美しい太鼓面にに仕上げる技術は、先代から受け継ぐ塗師の技法といえます。