修理・修復

太鼓火炎 座金(袴金具)修理

2019年12月16日 by sporder

ブログNo.3160 
太鼓火炎 座金(袴金具)修理 

太鼓の火炎の座金(袴金具)の修理を行いました。 

長期のご使用による振動で、丸枠に火炎を取り付ける座金(袴金具)が破損し、
火炎が揺れる不安定な状態でございました。 

座金を丸枠から取り外し、専門職人の手によって、座
金の破損箇所を取替え、元の状態に戻しました。 

修理の完了した金具を丸枠にお取り付けし、
火炎を安定して取り付けることができるようになりました。

笙  洗替・調律  

2019年12月2日 by sporder

ブログNo.3148 
笙  洗替・調律  

笙の洗替・調律を行いました。 

長期のご使用で笙内部のリード部分が汚れ、
音程と響きに乱れが生じておりました。 

リード部分を綺麗に整えたうえで調律することにより、 
美しい音色に戻りました。

Mikoshi-Renovation 11-11 子ども神輿 改修 完成(装飾付き)

2019年10月19日 by sporder

ブログNo.3108 
Mikoshi-Renovation 11-11

子ども神輿 改修 完成(装飾付き) 

鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。  

当初のリノベーションプランを確認いたします。

①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。

 
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。

③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。  

約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。

Mikoshi-Renovation 11-10 子ども神輿 改修  完成(装飾前)

2019年10月17日 by sporder

ブログNo.3107 
Mikoshi-Renovation 11-10

子ども神輿 改修  完成(装飾前)  

多数の職人の協力を得て、御輿の修復が完成いたしました。  

一旦外しておりました金具類は、
再度お取り付けいたしました。

胴や鳥居部分は現状と同じように戻しましたが、
屋根と台輪は、漆塗り光沢と巴紋を際立たせるため、
金具を減らしております。 

完成した神輿を、
少し離れて拝見するいたしますと、
光沢や輝き、補修箇所の納まりなど、
熟練の職人の手業が各所に盛り込まれているのがうかがえます。

Mikoshi-Renovation 11-9 銘板 黒地 金色仕上げ 75×75㎜ 

2019年10月16日 by sporder

ブログNo.3106 
Mikoshi-Renovation 11-9
銘板 黒地 金色仕上げ 75×75㎜ 

今回の改修と新調の歴史がわかるように、
銘板の新調をご提案し、
製作いたしました。 

幅高さ共に75㎜の正方形で、
黒地 文字は金色です。 

盤面には、御神輿の新調年月日と、今回の改修年月日を入れました。 

取り付け位置は、側面台輪部分でございます。

 

Mikoshi-Renovation 11-8 子ども神輿 改修  漆と本金箔  

2019年10月15日 by sporder

ブログNo.3105 
Mikoshi-Renovation 11-8
子ども神輿 改修  漆と本金箔  

今回の改修の見せ場(ブログNo.3099)の一つが、 
専門の塗師による、黒漆と本金箔でございます。 

特に 屋根と台輪部分は念入りに仕上げ、
漆面は鏡面のような光沢が出ております。 

台輪の角や屋根の庇の飾り、蕨手上部の小鳥は、
本金箔で仕上げました。 

丹念に仕上げた屋根・台輪に、
巴紋(ブログNo.3100 )が映え、

職人の熟練の手業が見て取れます。

 

Mikoshi-Renovation 11-7 子ども神輿 改修  本坪鈴2寸3分(約6㎝) 本金メッキ  

2019年10月14日 by sporder

ブログNo.3104 
Mikoshi-Renovation 11-7

子ども神輿 改修 
本坪鈴2寸3分(約6㎝) 本金メッキ   

鈴棒の新調に伴い、
本坪鈴も新調いたしました。 

現状の鈴は直径約5㎝程度で、
素材はアルミ製でございました。

 鈴棒の太さにバランスが取れるように、鈴を大きくし、
揺れた時の音色や見た目の美しさ、耐久性を考慮し、
真鍮素材を本金メッキで仕上げました。 

鈴を鈴棒に取り付ける房紐も、朱色をご用意いたしました。

 

Mikoshi-Renovation 11-6 子ども神輿 改修  鈴棒(鈴紐) 朱色 1尺5寸(45㎝)  

2019年10月13日 by sporder

ブログNo.3103 
Mikoshi-Renovation 11-6
子ども神輿 改修  鈴棒(鈴紐) 朱色 1尺5寸(45㎝)  

鈴棒を新調しました。

現状は紫色で綱状の鈴紐でございました。  

③子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げるため
紫から朱色に変更し、
形状も綱状から棒状に変更しました。 

木製に生地に朱色の胴芯紐が巻かれた鈴棒は、
華やかさがあり、
御神輿を彩り豊かに引き立てます。 

 

Mikoshi-Renovation 11-4 子ども神輿 改修 

2019年10月11日 by sporder

ログNo.3101
Mikoshi-Renovation 11-4
子ども神輿 改修 

現状では、
屋根下の垂木に多数の鎖が下げられておりました。  

改修の見せ場の一つとして、本格的な
板瓔珞(いたようらく)を新規に製作いたしました。 

スペースにバランスよく収まるように、
寸法を決め、
意匠は屋根や台輪と同じ、左三つ巴でございます。  

板瓔珞は、
金属製の細かい装飾が施された盤面が細いワイヤーで結ばれており、
少しの揺れで、全体がうねる様な動きが出る、
神輿装飾の一つでございます。

Mikoshi-Renovation 11-3 子ども神輿 改修  社紋 左三つ巴 銅地本金メッキ仕様   

2019年10月10日 by sporder

ブログNo.3100
Mikoshi-Renovation 11-3
子ども神輿 改修 
社紋 左三つ巴 銅地本金メッキ仕様   

屋根と台輪に配された社紋が樹脂製でございました。

御神輿の質感を高めるため、
銅地本金メッキ仕様の社紋を製作いたしました。  

現品は直径が75㎜でございましたが、 
全体のバランスを考え、屋根は105mm、
台輪は90㎜に寸法変更しております。 

社紋は、専門の金具職人の手によるもので、 
銅板を打ち出して形状と整え、
本金メッキで仕上げる、手造りの御品でございます。