修理・修復

太鼓、太鼓台塗り替え2 (太鼓台、鉦鼓台)

2013年4月16日 by sporder

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太鼓、太鼓台塗り替え2 (太鼓台、鉦鼓台)

太鼓、鉦鼓の塗り替えが完成しました。 

塗師によって本漆と本金箔で仕上げられた台に、
本金鍍金を施した飾り金具を取り付けました。
 (ブログNo.1002) 

様々な職人の手業が結集された部品を組み上げ、
数歩下がって眺めると、新品同様の輝きで、
新たな太鼓として生まれ変わったように感じます。

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太鼓、太鼓台塗り替え1 (太鼓台、鉦鼓台 金具取付) 

2013年4月13日 by sporder

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太鼓、太鼓台塗り替え1 (太鼓台、鉦鼓台 金具取付) 

黒漆と本金箔で塗り替えられた、太鼓台、鉦鼓台に
金具を取り付けています。 

太鼓台は丸枠の内寸が2尺5寸(約75cm)の大型の台です。 

本金鍍金を施した金具を1枚づつ、本金メッキの釘で取りつけます。 

同じ大きさの金具でも、 取り付ける位置によって図柄の向きが異なり、
細部にまでこだわる 金具職人の思い入れがうかがえます。

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御簾鈎(江戸鉤) 洗い 

2013年3月14日 by sporder

bettyuu979-3979御簾鈎(江戸鉤) 洗い   

御簾の鈎を洗い加工しました。 

神殿用の御簾房に設えておられた巻上用の金具です。  

鈎の仕様は、江戸鈎と呼ばれる上質のもので、
寸法は5寸~3寸5分にわたります。 

今回は表面の汚れを除去する洗い加工でしたが、 
その上に本金鍍金をかけることもできます。

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鈴緒 下垂れの取り替え 

2013年3月10日 by sporder

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鈴緒 下垂れの取り替え  

鈴緒の下垂れをお取換えしました。
 
全長8尺(約2m40㎝)の長尺の鈴緒です。 

10年前に新調されましたが、 
拝殿前の設えのため風雨と経年の劣化で、
下垂れ部分が擦り切れておりました。 自

然の色が美しい本麻の垂れは、
歳月を刻んだ鈴緒に馴染み、御
神前に奉納されます。

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太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-2

2013年2月14日 by sporder

bettyuu954-5954太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-2  

昨日のブログ(No.953)の続きです。  

太鼓台・鉦鼓台も太鼓同様に、黒漆と本金箔で仕上げました。 

上部の火炎には、意匠化された水玉が彫り込まれております。 

飾り金具が無いため、一見質素にも見えますが、
無意識のうちに 丸みをおびた水玉に引き込まれ、
説得力のあるかたちに思えます

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太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-1  

2013年2月13日 by sporder

bettyuu953-1953太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)塗り替え 板火炎仕様2-1  

太鼓、太鼓台、鉦鼓、鉦鼓台(すりがね台)を塗り替えました。 

太鼓本体は以前のブログ(No.908)でご紹介いたしましたように
革の張り替えを行い、
そのあと本漆と本金箔で塗り上げております。 

塗り替え前の状態が想像できないほど、 
鋲一本に至るまで専門職人の手によって丁寧に塗り上げられました。 

鉦鼓は黒の色を付け直しました。

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太鼓塗り替え(片面) 直径2尺(約60cm) 本漆 本金仕上げ

2013年1月26日 by sporder

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太鼓塗り替え(片面) 直径2尺(約60cm) 本漆 本金仕上げ    

太鼓を塗り替えました。
 

経年のご使用で、巴部分の金箔が剥がれ、 
黒い漆部分にひび割れが入り、一部下地が出ておりました。 

先日、塗師の若親方と、太鼓の塗りについて話をする機会がありました。 

太鼓の塗りの中で、太鼓面は一番気を使う場所で、
厚く塗ると光沢は出ますが、ひび割れが入りやすく、 
薄いと割れにくいですが、光沢が出ないということで、
双方のバランスを取るのがとても難しいということです。

特に塗り替えの場合には、革が柔らかくなっているために、
その難度が格段に高くなります。
 

仕上がった太鼓を見ると、 周りを映し出す鏡面のように見事な出来栄えですが、
その背景には職人の伝承の技があります。

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白木ぼんぼり 火袋張替(張り替え)  

2013年1月16日 by sporder

bettyuu928-1928白木ぼんぼり 火袋張替(張り替え)  

白木ぼんぼりの火袋を張り替えました。 

全高3尺(約90cm)の大型ぼんぼりの火袋です。 

和紙等で張り替えする事もございますが、
今回は耐久性の良い樹脂をコーティングした和紙を使用しました。 

長きにわたって神殿を照らしていた雪洞ですが、
一新した火袋を通して、 穏やかな光に包まれる様に思います。

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赤ぼんぼり 3尺 修理 塗り替え 2-2

2012年12月29日 by sporder

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赤ぼんぼり 3尺 修理 塗り替え 2-2  

ブログ912の続きです。
  

生地の修理、塗り替えのが完了し、 
電装の取り付けと火袋の張替えで完成となります。 

火袋には、正絹の赤羽二重の布を使用され、
専門職人の手により、一枚ずつ丁寧に張り上げられました。 

完成までに約2ヶ月、
3人の職人の熟練の技が一つになって、
美しいに雪洞に生まれ変わりました。

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赤ぼんぼり 3尺 修理 塗り替え 2-1 

2012年12月27日 by sporder

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赤ぼんぼり 3尺 修理 塗り替え 2-1 

赤ぼんぼりを修理し、塗り替えました。 

全高3尺(約90cm)の大型の雪洞です。

お預かりした状態は、
お脚部と骨数本が破損し、火袋が破れ、
塗りも経年により色あせ劣化しておりました。 

パーツを分解した上で、雪洞の専門職人によって、
骨の取替え、脚部の補修を行いました。 

その後塗師により、下地を丹念に整えた後に、濃い朱漆で塗りあげられました。

 仕上がったぼんぼりは、深みのある濃い赤色で、
鏡面のようにまわりを映し出しています。

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