御社・御宮 ・御霊舎

春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用)2-2 

2011年6月28日 by sporder

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春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用)

昨日掲載の続きです。
扉には銅地厚地本金メッキの、隅八双金具を取り付けました。
内装は、扉の後ろに、紫布筋の戸帳、
床には、繧繝縁の厚畳をしつらえました。

木曽桧の柔らかい色合に、控えめに輝く上質の金具が自然に溶け込んでいます。

春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用) 2-1

2011年6月27日 by sporder

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春日造り宮(春日宮) 総木曽桧 (内祭用) 2-1

総木曽桧材で、春日造宮を製作しました。

永年にわたってご家庭の御霊舎としてお祀りされていた社の新調です。
正式な春日造りに比べると、千木、勝男木、高欄の有無や縦横のバランスなど、
若干異なるところがあります。

しかし、先先代が手造りされたかたちが、ご当家にとって大切なものであり、
社の寸法をひと回り大きくした上で、かたちと仕様は現状を忠実に再現しました。

内祭宮各種 

2011年6月6日 by sporder

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内祭宮各種

新築された本普請の家屋に、各種の内祭宮を納入しました。
お母屋にしつらえられた7尺(約210cm)の棚板に、全ての御社をお並べしました。
様々なかたちの社が、一線に並ぶさまは壮観です。

大和の旧家では、代々祀られている神々が、
世代が変わっても脈々と大切に引き継がれています

御社 総木曽桧造り 

2011年6月4日 by sporder

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御社 総木曽桧造り

ご家庭で神様をお祀りされる社を製作しました。
『御社の形状は、できるだけ簡素なもので』 との御指定で、
飾り金具等もつけないシンプルな形状にしました。

細かい細工や飾りが入らない分、むだのない清々しいかたちになり、
素材の木曽桧が引き立っています。

箱宮ケース 御霊舎仕様 

2011年5月31日 by sporder

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箱宮ケース 御霊舎仕様

箱宮型の御霊舎を製作しました。

ご先祖の大きい霊璽(140mm角)をお祀りできるように、
当店既製品の箱宮HB型に御霊舎を組み込みました。
そのほか、観音開きの蝶番を上等品の本金メッキ仕様にお取替えし、
御簾は青地の倭錦白房付き、
内装は、戸帳をはり、繧繝布を敷いています。

霊璽は、地域や製作年代によって寸法や形状が異なるため、
霊璽の寸法にあわせた御霊舎のご注文をよく承ります。

神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2  

2011年5月23日 by sporder

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神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2

神壇を製作しました。
幅3尺(90cm)で、材質は全て木曽桧材を使用しています。
格子欄間に『丸に違い鷹の羽 』の家紋を入れました。
御簾は、正絹本倭錦で、房は赤単色のより房です。

木曽桧の柔らかな色合いと、御簾布と房の色違いの赤が、
品良くまとまっています。

社殿(外祭宮)神明造り 2-2  

2011年5月7日 by sporder

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社殿(外祭宮)神明造り 2-2

社殿の内装は、 扉の後ろに 正絹本倭錦の御簾(4/27ブログ掲載)を掛け、
白布の壁代、 厚畳、御神体をおさめる御櫝(おとく)をしつらえました。

総木曽桧でつくられた本体には、 総八双の扉金具、階段の段金物、
高欄の架木の笹金具をはじめ、平桁、地覆の金具、
垂木の小口を一本一本覆う金具等 数々の本金メッキ金具をお付けしています。

穏やかな日差しに照らされて、白木から柔らかな光沢が出ています。

社殿(外祭宮)神明造り 1-2

2011年5月6日 by sporder

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社殿(外祭宮)神明造り 1-2

外祭用の大型社殿を納入しました。
仕様は神明造りで、材質は総木曽桧です。

都会の中で、力強く素材感のある打放コンクリートの壁面と、
白木(桧)の自然で柔らかな質感が 鮮やかに調和しているように思います。

屋根の僅かな膨らみや、 棟持柱の微妙な傾きは、
職人の美感と感性によって生み出されます。

家庭祀りの神具一式

2011年4月14日 by sporder

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家庭祀りの神具一式

ご家庭の神床に神具一式を納入しました。
事前にご用意いただいた神床に、御社、御社台(昨日のブログに掲載) 、
神饌台(八脚案)、御簾、三方などを据えました。
特に、見下げず、見上げすぎない 御社の位置にこだわりました。
神具が入ったことで、お部屋全体が清々しく けじめのある雰囲気になったように思います。

御社台

2011年4月13日 by sporder

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御社台

御社台を製作しました。
幅4尺、高さ40cm、奥行30cmの台で、材質は吉野桧材です。
御社と燈明に合わせて、奥行はやや深めにしました。
吉野桧材の綺麗な色合いが出ています。