ブログNo.1588
標木 木曽桧柾目 15×3×0.4、 10×2×0.4 cm
ご神名を記される
標木(薄い板)を製作しました。
材質は木曽桧材の柾目、寸法はそれぞれ
15×3×0.4cm、 10×2×0.4cmです。
木曽桧特有の柔らかな色あいの美しい
標木に仕上がりました。
ブログNo.1582
御簾 新倭錦緑 梅鉢紋入り より房三段染め
御簾をお仕立てしました。
神殿外陣の正面に並べて三枚設えられます。
幅147.5cm、丈65cm、
竹は綿糸表編み、布は新倭錦緑梅鉢紋入り、
房はより房三段染め(ブログNo.157)です。
お仕立ては、両面に布を付けた両面仕立て、
裾にはパイプを巻き込み53cmで仕上げております。
前回ブログ(ブログNo.1580)の続きです。
扉には隅八双(六枚八双)の厚い地金に
本金メッキを施した金具を取り付け、
扉の内側には、紫布筋の戸帳(ブログNo.1568)を設えました。
内部壁面三面には純白の壁代、
底には繧繝縁の厚畳(ブログNo.1567)を敷いております。
御社の準備が整い、
厳かな雰囲気の中で御霊を遷座され、
これから大切にご家庭でお祀りされることと存じます。
前回ブログ(ブログNo.1579)の続きです。
春日造り特有の切妻の反りのある曲線と、
バランスの取れた庇が、
職人の手によって、優美に表現されています。
また、高欄部分の架木(ほこぎ)、平桁(ひらげた)、
地 覆(じふく)斗束(とづか)、
跳高欄等が詳細に造り込まれております。