戸帳をお仕立てしました。
大型御社の扉内に設えられます。
幅49cm丈61cm 、布筋紫胡蝶柄入り、
朽木柄入りです。
仕立ては裏付きの袷仕立てです。
小葵の地模様の入った赤生地は、
光の当たり具合で小葵柄が浮き出ます。
門帳と御簾を納入しました。
門帳(ブログNo.1968)は全長474×丈42cm、
御簾(ブログNo.1969)は中が170×65cm、
左右が140×65cmです。
村中の方々が『ごくまき(餅まき)』の準備をされておられる中、
拝殿の設えも整いました。
時折流れる春風に、真新しい門帳が緩やかに揺れ、
階段から見上げると御簾と門帳の二重の設えが、
一層清清しく見えます。