元旦早朝の山の辺の道です。
日の出前、
万葉歌人 人麻呂歌碑の後方山手にある、衾田陵に佇むと、
周りが青とピンクのグラデーションに変わり、
三輪山、大和三山がゆっくりと視界に入ってきます。
時間の感覚が分からなくなる、幻想的で不思議なひと時です。
快晴の青空の中、東山の龍王山の稜線が白みはじめ、
元旦の初日の出を見ることができます。
神殿に御簾を納入しました。
新年を迎えるにあたり、新調されました。
竹は綿糸一本返し編み、
布は正絹赤地金紋(ブログNo.1871)、
正絹赤地白紋(ブログNo.1873)、
房はより房二段染めです。
師走の優しい日差しが窓から差し込み、
神殿全体が明るく清清しい雰囲気になりました。