高張提灯 1尺4寸 『御神燈』『左三つ巴』『五三桐』 

2020年6月22日 by sporder

ブログNo.3319 
高張提灯 1尺4寸 『御神燈』『左三つ巴』『五三桐』 

高張提灯を製作しました。 

御祭典に境内に掛けられます。 

直径1尺4寸(約40㎝) 和紙張り油引き仕様の高張型です。 

正面には、『御神燈』 
左右には社紋の『左三つ巴』と『五三桐』を赤黒で描き、
奉納年月日と『氏子中』文字を後面に入れております。

白木ぼんぼり 3尺六角足 ローソク仕様  

2020年6月21日 by sporder

ブログNo.3318 
白木ぼんぼり 3尺六角足 ローソク仕様  

白木ぼんぼりを製作しました。 

全高3尺(約90㎝)材質は桧製です。 

通常は電装仕様でございますが、
今回はご指定により内部に火皿を取り付けたローソク仕様にしております。 

火袋サイズは同じ3尺でも、
十字足よりも六角足の方が大きくなり、
一層重厚に感じられます。

 

八脚案 2段型 75×27×75,60㎝ 桧製  ジョイント金具仕様

2020年6月20日 by sporder

ブログNo.3317 
八脚案 2段型 75×27×75,60㎝ 桧製  ジョイント金具仕様

八脚案を製作しました。 

ご家庭の神床に設えられます。

幅75㎝、奥行27㎝高さ75㎝、60㎝の2段型です。

材質は桧材、天板と脚はジョイント金具で分解収納できる仕様でございます。

分解時に、長期保管による天板の反りを防ぐため、
天板の裏側に桟を蟻差しし、
桟に金具を埋め込んでおります。

幅と高さ、段差とも バランスの取れた案に仕上がりました。

御帳台 覆 上紡績緞子 布筋赤紫胡蝶柄入り、 朽木入り

2020年6月19日 by sporder

ブログNo.3316  
御帳台 覆 上紡績緞子 布筋赤紫胡蝶柄入り、 朽木入り

 御帳台の覆を製作しました。 

社殿改修に伴い、 
御神体を納める御帳台の覆を新調されます。

幅47㎝ 奥行37㎝ 高さ54.5㎝、
素材は質感の高い上紡緞子、布筋は赤紫胡蝶柄入り
朽木摺柄入りです。

お仕立ては、裏付きでございます。

別に製作いたしました、『茵(しとね)』ブログNo.3296
『厚畳二方縁』ブログNo.3301
『厚畳四方縁』ブログNo.3315 を据えて完成いたしました。

新調の御帳台は、この機会しか目にすることはできないということで、
氏子の方々全員にお披露目をされた後、
社殿に納めてご遷宮を取り行われます。

御簾 新倭錦 赤 切房3段染  118×40㎝ 

2020年6月18日 by sporder

ブログNo.3316 
御簾 新倭錦 赤 切房3段染  118×40㎝ 

御簾をお仕立てしました。

ご神前に設えられます。

幅118㎝丈40㎝、竹は綿糸表編み、
布は新倭錦赤、房は切房3段染です。

ご指定により、裾には、下縁をお取り付けしております。

八脚案(八足・神饌台)桧製 45×21×24㎝

2020年6月17日 by sporder

ブログNo.3315 
八脚案(八足・神饌台)桧製 45×21×24㎝

八脚案(八足・神饌台)を製作しました。 

御神前に設えられます。

幅45㎝奥行21㎝高さ24㎝、材質は桧製です。

天板と脚部は蟻差しで組み立てる仕様でございます。

 

御帳台の内装 3-3 厚畳 繧繝縁 四方縁  

2020年6月15日 by sporder

ブログNo.3314 
御帳台の内装 3-3 
厚畳 繧繝縁 四方縁  

御帳台の内装が完成しました。 

二方縁の厚畳(ブログNo.3300 )の上に、
四方縁の厚畳を置き、
最上部に 茵(しとね)(ブログNo.3269)を据えます。 

繧繝縁、本倭錦といった高位の伝統文様で仕上げた内装の調度は、 
御神座として相応しい、
清々しくも美しい格調の高さが感じられます。

金幣 吊り下げ型 2尺5寸2-2

2020年6月14日 by sporder

 

ブログNo.3313
金幣 吊り下げ型 2尺5寸2-2 

金幣は幣の形状により『切り下げ型』、
『吊り下げ型』の2種類ございます。

また、『切り下げ型』が3本連立する、
3本立てもございます。

今回の御品は、幣軸が台に差し込まれ、
抜き取ることができますが、

小さな金幣になりますと、
幣軸と台が一体化したものがございます。

ご指定により、台の裏側には、
御奉納者のお名前、年月日を記しております。

 

 

金幣 吊り下げ型 2尺5寸 

2020年6月13日 by sporder

ブログNo.3312 
金幣 吊り下げ型 2尺5寸 

金幣を製作しました。

ご神前に氏子の方がご奉納されます。

全高2尺5寸(約75㎝)、
幣と鈴が繋がった垂が8本下がる
吊り下げ型です。

切り下げ型の金幣とは、形状が異なりますが、
趣のある美しい意匠でございます。

金幣の僅かな動きにも、垂れが揺らぎ、
鈴と幣が清々しく涼やかな音を奏でます。

 

 

 

 

『べんざら』の紐取替

2020年6月12日 by sporder

ブログNo.3312 
『べんざら』の紐取替

『べんざら』の紐をお取替しました。

奈良県山間部の一部地域で、お祭りの際にご使用される伝承の楽器です。

樫木(原品は紫檀)の薄板を麻ひもで組み上げたもので、 
紐を持ち揺らして、音を出します。

地域には、書物に掲載されていない、
素朴な調度や楽器が未だございます。

古から大切に継承されている御品の修復や復刻は、
初めての試みになることもあり、
思考錯誤しながら進めることも多々ございますが、
伝統文化継承のお手伝いをさせていただいてる誇りと、
次世代への見本づくりにもつながるという思いで、
大切にさせていただいております。