2012年
2012年3月16日 by sporder656
山の辺の道(弥生) 早朝の白梅
弥生十六日 早朝の山の辺の道です。
山の辺の稜線から日が昇るにつれて、
道沿いの白梅が照らされ、
梅の穏やかな白色がゆっくりと浮かび上がってきます。
お水取りが終った山の辺の道は、
春の気配が感じられ、
これから日一日、彩りが豊かになります。
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2012年3月14日 by sporder654
御社台と神饌台(八脚案)1/2
ご家庭の床の間を神床にされるために、
八脚案の御社台と神饌台を製作しました。
御社を据える奥の台は床框の上、
ご神饌を供える手前の台は、框の下に設置されます。
框の段差が、案の段差に釣り合うため、
両方の案の高さは、同じにしております。
材質は、スプルース材で、
台の高さが高いため、補強に横桟を入れております。
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2012年3月13日 by sporder653
鈴緒(布鈴緒) 布三色
鈴緒を製作しました。
神社の末社にしつらえられるもので、
緑黄白の三色の布でお仕立てしております。
布鈴緒は、緑黄赤白紫の五色の他に、
赤白の二色など、神社や地域によって色の組み合わせは様々です。
布鈴緒は、単体でかけられるだけでなく、
綱の鈴緒と合わせてしつらえることもございます。
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2012年3月12日 by sporder652
御簾 本倭錦 麻房付き
御簾をお仕立てしました。
ご家庭の神床に設えられるもので、
布は本倭錦(絹)、房は麻房3段染め、竹は表編みです。
御簾の丈は床下まで下げず、
質感を出すため裾にパイプを巻き込み、
御社と御社台(ブログNo.650、651)に釣り合うように巻き上げます。
御簾の巻上げを変えるだけでも、神床の印象が変わります。
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2012年3月10日 by sporder650
御社台(家庭祀り) 吉野桧製
御社台を製作しました。(幅58cm)
ご家庭の神床に据えられるもので、
材質は吉野桧材です。
台の奥行は、御霊舎と榊等が置け、
高さは、神饌台(八脚案)2台を前に据えて
バランスのとれるように設定しました。
吉野桧独特の、偶然ともいえる白と薄桃色の混じり具合に、
自然の美しさを感じます。
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2012年3月9日 by sporder649
赤ぼんぼり 火袋骨修理 張り替え
赤ぼんぼりを修理しました。
永年のご使用で、 火袋の骨が4箇所折れ、
布がはがれている状態でした。
火袋は、製作した職人によって微妙にカーブが異なるため、
修理の場合には、現状の曲がり具合を型に取り、
それに合わせて、骨を製作することになり、
手間と時間の掛かる手作業となります。
新調された骨に、現状の色合いにあわせた朱が塗られ、
布張りの職人によって、赤羽二重布が張られて完成しました。
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2012年3月7日 by sporder648
棟板 木曽桧
棟札を製作しました。
材質は木曽桧材で、ご指定寸法(55×12×1.5cm)と
形(下部が狭い尖頭型)で仕上げました。
棟札の形は、近年先の尖った尖頭型が多く見受けれれますが、
長方形や、長方形の角を落としたものなど各種の形状があり、
寸法も、長さや幅が異なり、その割合も様々です。
これは、棟梁が先代より引き継いでいる、伝統的なかたちであると思います。
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2012年3月6日 by sporder647
御簾 交織倭錦 より房三段染め
御簾をお仕立てしました。
拝殿に設えられる長尺の御簾です。
布は、交織倭錦、房はより房の三段染め、竹は表編みです。
交織倭錦の落ち着きのある生地に、
鮮やかに染め上がったより房の色合いが映え、
上質な落ち着きが感じられる、御簾に仕上がりました。
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