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816 冠 縁の修理 芯棒の取替え
冠の縁を修理しました。
永年の御使用で、下部の縁が擦り切れて、 下地の和紙が見え、一部は湿気が入り膨らんでいる状態でした。
職人の手により、下地を固めて、 黒色を数回に分けて塗ることで、お使いいただける状態に戻りました。
冠の一つは、心棒が折れておりましたので、 新しいものをお取替えしております。
完成後、三頭の並べると縁の高さや、 全体の丸みが一頭づつ異なっておりました。
製作年代や、継承された職人の型による 微妙な『かたち』の変化は、興味深いものです。
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815 御簾 三枚割り 新倭錦(緑) 麻房付き
御簾をお仕立てしました。
拝殿に設えられるものです。
竹は、綿糸表編み、布は新倭錦(緑)、房は麻房の三段染です。
全長が353cmのため、継ぎ目が中心にならないように、 均等に3枚割をしております。
御簾の裏面も見えるため、お仕立ては 両面です。
落ち着きのある緑地の御簾に、三段染の麻房が品良く映えています。
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814 円座 組編み 2尺3寸
円座を製作しました。 直径2尺3寸(約70cm)の大型の円座で、 網目の細かい『組み編み(とび)』 です。
円座の標準寸法が1尺8寸~2尺ですが、 2尺3寸は、 ひと回り以上大きく見えます。
2尺1寸より大きい円座は、熟練の職人の中でも、 編み上げることのできる人が限られます。 また、少し大きくなるだけで、手数がかかり、 一日一枚位しか仕上げることができないので、 価値ある手造りの逸品といえます。
カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
813 神饌台(八脚案) 三段 桧製
神饌台(八脚案)を製作しました。
神床に設えられえるもので、 材質は桧材です。
神床の内寸が3尺(半間、約90cm)のため、 神饌台の幅は、お掃除等で引き出したときに、 内壁に当たらないように、少し控えて 87cmとしております。
奥行は三方に合わせて5寸(約15cm)、 高さは、10cmの段差をつけて、 30cm、20cm、10cmで仕上げました。
幅、奥行、高さのバランスのとれた案に仕上がったように思います。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 八脚案、神饌台、八足 | コメントは受け付けていません。
891 御簾 三枚割り 正絹本倭錦 より房付き
三枚割りの御簾で、 竹は綿糸表編み、 布は正絹本倭錦、 房は紅白二段染めのより房です。
『房本体があまり大きすぎないように』 とのご指定を頂きましたので、 房の寸法を四寸五分(約13.5cm)とやや小さめにし、 頭も二重ではなく平頭でご用意しました。
正絹の生地に、控えめな大きさのより房が調和しています。
811 神壇 家紋(丸に剣片喰)入り 2尺5寸SE型
神壇用の家紋(丸に剣片喰)を製作しました。
材質は木曽桧材で、 神壇の格子欄間におさまるように 直径9㎝で仕上げております。
家紋のかたちが複雑な場合は、細い筋で表現しますが、 今回の『丸に剣片喰』は各パーツが大きいので、 それぞれを切り出して、土台に貼っております。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 神壇 祭壇, 御霊をお祀りするための神具 | コメントは受け付けていません。
810 新築神殿 神具 2-2
昨日(No.809)の続きです。
御簾の竹は、綿糸一本返し編み(表裏を交互にする編み方)、 布は雅の赤地白紋、 房は紅白二段染めのより房です(No.795)。
天井が高い神殿のため、 御簾の下がりを十分に取ることができました。
中央に座して、正面を見上げると、 御社と御簾が釣り合い、 落ち着きのある神殿になったように思います。
カテゴリー: 御簾, 神殿 ・ 社殿, 御社・御宮 ・御霊舎 | コメントは受け付けていません。
809 新築神殿 神具 2-1
新築の神殿に神具一式を納入しました。
総幅5間(約9m)の大きな神殿で、 御社は桧製、 台幅寸法が6尺(ブログNo.796、No.797 )、 3尺5寸(ブログNo.808)、3尺の三社です。。
白木で仕上げられた神殿に、御社と御簾が納まり、 両側から差し込む穏やかな光によって、 柔らかな空気に包まれているようです。
808
御社3尺5寸、御社台4尺 桧製
御社と御社台を製作しました。
御社は台幅3尺5寸(約105cm)、 御社台は台幅4尺(約120cm)、材質は桧製です。
御社台の高さは、前に設える御神饌用の台(神饌台・八脚案)、 三方の寸法、御簾の下がりを考慮して決めております。
御社と御社台の束と桟は、一旦神殿に据えてしまうと、 隠れてはっきりと見る機会がありませんが、 縦横の格子が安定感のある綺麗な意匠になっています。
カテゴリー: 神殿 ・ 社殿, 御社・御宮 ・御霊舎 | コメントは受け付けていません。
807
山の辺の道 長月一日の早朝
長月一日の山の辺の道 です。
昨夜の雨が、稲の葉先に残り、 一月前には無かった黄緑の稲穂が、 真っ直ぐに立ち上がっています。
長月をむかえ、草木の香りがはっきりとわかり、 朝日は、幾分穏やかになったように感じます。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道 | コメントは受け付けていません。