2011年

御神体箱 木曽桧  

2011年8月20日 by sporder

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御神体箱 木曽桧

御神体をおさめられる箱を製作しました。 
材質は木曽桧材で、 正面は引き上げ式です。 
寸法は、幅80×高さ180mmで厚みは、
一般のお札入れより深くしております。 

御神体箱は、桧材の他に、桐材で製作することもございます。


御簾 新倭錦 布筋無し 房無し 

2011年8月19日 by sporder

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御簾 新倭錦 布筋無し 房無し  

御簾をお仕立しました。 
竹は表編み、布は新倭錦です。 
四社の社殿にしつらえられるもので、 布筋と房が付いておりません。 

これも永年にわたって伝えられたしきたりであり、 
その神社の伝統といえるでしょう。

八足(八脚案)  木曽桧材 1尺5寸

2011年8月17日 by sporder

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八足(八脚案)  木曽桧材 1尺5寸

八足(八脚案)を製作しました。 
幅1尺5寸(約45cm) 奥行8寸(約24cm)、 高さ1尺5寸(約45cm)です。 
天板は木曽桧材で、厚みは1寸(約3cm)です。  

又と同じものがない桧材の木目には、
黄金比や大和比(白銀比)といった、整ったバランスとは違う、
自然がもたらしてくれる 偶然の美しさを感じます。 

矢 矢羽白、茶

2011年8月14日 by sporder

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矢 矢羽白、茶  

神事でお使いになる矢をご用意しました。 
矢羽が白色と茶色のもので、箆(の・・・軸)は竹製です。   

神社に伝わる作法にのっとって、的に射られます。 

弓矢は、実際に射られるほかに、神殿内の調度してもしつらえられます。

布製 五色鈴緒 4尺  

2011年8月13日 by sporder

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布製 五色鈴緒 4尺  

五色の鈴緒を製作しました。 
神社の拝殿に鈴と一緒に掛けられるもので、
今回は全長4尺でお仕立しました。  

五色の鈴緒は、単体で掛けられるほかに、
綱の鈴緒と一緒や、二組を合わせたり
紅白のみにされたり と、 

神社の伝統や地域の風習によって いろいろなかたちがあり、 
製作しながらにも、興味深いものです。

御社5尺 低型

2011年8月12日 by sporder

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御社5尺 低型

御社を製作しました。 

台幅5尺(151cm)の大型の社で、材質は、総桧です。
(扉廻りは木曽桧、その他は吉野桧材)  

神殿の神床の高さに制約があり、 
場所に収まるように、バランスが保ちながら、
屋根の勾配、台座の高さ、棟木の高さ等を調整しました。

神床におさまり、前に御簾が掛かると、
どっしりと安定感を感じる神殿になりました。

御簾 新倭錦 切房付き

2011年8月11日 by sporder

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御簾 新倭錦 切房付き  

御簾をお仕立しました。 
ご家庭の神棚にしつらえられるもので、 幅110cm 丈は90cmです。 
布は、新倭錦(しんやまとにしき)の梅鉢紋入りで、
竹は綿糸表編み、房は紅白2段染めの切房です。 

ご指定の巻上寸法に合わせて、房の紐を長くお誂えし、
鈎も大きめのものをお付けしております。

高張提灯 1尺5寸 天つなぎ

2011年8月10日 by sporder

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高張提灯 1尺5寸 天つなぎ   

高張提灯を製作しました。 
正面には、楷書で詰所名、
上部には赤色で天の文字を意匠化した、
天つなぎのラインを入れております。 

提灯のサイズは 標準より大きい目の1尺5寸で、 
和紙張りに仕上げた上に、油引きをしております。

額表装(扁額) 

2011年8月9日 by sporder

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額表装(扁額)  

額を表装し、枠を新調しました。 
ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、 
本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。 

白地に金色の覆輪が入ることで、
清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。

幕 テトロン 梅鉢紋入り

2011年8月7日 by sporder

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幕 テトロン 梅鉢紋入り

幕を製作しました。
寸法は 幅150cm 丈60cmです。
生地は、テトロンで 紫色に染め、丸に梅鉢紋を白で染め抜いています。

テトロン生地は、天竺等の綿生地やテトロン縮緬に比べ、
軽くてしなやかな風合いです。

今回は、紫色の揚巻(房)を組み合わせましたが、
その他にも、赤、緑、白、朱色等があり、
房の色が変わるだけで、 幕全体の趣も大きく変わります。